公園まであと少し

夢は夢であるからいい。叶えてしまったら夢は夢で無くなる、と。誰が言ったのか言わないのか。しかし、だが、しかし。この夢ってのが厄介だ。幼少期…といっても小学校低学年の時の七夕の時に短冊に「忍者になりたい」と書いて親に絶望を与えたこの俺に現実的な夢が語れる様になる日は来なかった。何というかフラフラしているのだ。あんなこといいな、できたらいいな。である。のぶよ。

兎に角今は自分に関係のある人が幸せであれば良いのだけれども俺がやることなすこと周りを不幸にしているので堪らない。貯まらない。溜まるのはフラストレーション。持て余してるフラストレーション。違う違う、そうじゃ、そうじゃなぁい。

息子は春から小学生だ。未来が眩し過ぎて嫉妬すら覚える。せめて俺の様にはなるな。ストレスの無い人生を歩んでほしい。そう願ってやまないのだが、この間病院でドクターに「君の夢は何だい?」と聞かれ「忍者」と即答した時は辛い目眩がしたよ。友達もココを歩いた。こんな冬の朝に…って事か。



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