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自分の意志でキャリアを切り拓く。30歳の節目で大手通信会社の企画職から創業期のAssuredへ転職をした理由。

こんにちは。Assured人事の密谷です。
今回はAssuredのアカウントグロースチームで活躍する岡本さんに、このタイミングで大手通信会社からAssuredへの転職を考えた理由や入社後のやりがいを聞きましたので、ぜひご覧ください。

岡本 凜/Rin Okamoto
新卒で大手通信会社に入社。入社後は法人営業担当者として、自治体向けの農業センサーのPoC案件や金融機関のグループの専属担当など幅広い企業や案件を担当。1社に対して深く入り込む力を認められ社長表彰を受賞。
その後グループの再編時に、統合後の戦略策定や会員基盤サービスのプロダクトマネージャーとして企画業務に従事。
2024年2月にアシュアードに入社し、アカウントグロースとして大手顧客への深耕営業・サービス開発に従事。

── まずはじめに、岡本さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

新卒で大手通信会社に入社をしました。当時は広くお客様の課題を解決したいというテーマを持って就職活動をしていました。様々な会社を見ていくなかで、より世の中にインパクトを与えられるのはBtoBの領域なのではないか、自社の事業を持っていたほうが主体性を持って課題解決できるのではないか、という形で徐々に絞っていき、最終的に前職への入社を決めました。

前職ではまず法人営業担当として約6年間、高齢者の方向けのタブレット端末の活用や農業におけるセンサーデータの活用といった新しい領域での実証実験のプロジェクトマネジメントと、大手地方銀行様の専属担当としてグループ全体の通信環境の一括提案から、新しい金融や地方創生における協業の検討といった深くお客様の事業に入り込む深耕営業など幅広く経験を積みました。実際の営業活動も、通信という世の中のインフラが商品のため、その上にどのようなソリューションを載せるのか、お客様の課題に合わせて自由にコーディネーションできますし、その裁量は顧客フロントに委ねられているので非常にやりがいがありましたね。

そんななか、7年目で企画職への異動となり、グループ会社の統合後の戦略策定や新しい顧客基盤の構築に向けた戦略策定やプロダクト企画を担当することになりました。企画職を希望していたわけではなかったですが、自身のスキルの幅が広がることで今後のキャリアの道も広がるのではないかと思い、異動も前向きに捉え、取り組んでいました。

事業づくりができる人になるために転職を決意

── 営業から企画職と順調にキャリアを積まれていた岡本さんが、転職を考えるきっかけはなんだったのでしょうか?

もともと父親が大手企業に勤めていたのですが、自分の意志で会社を辞める決断をし、中小企業に管理職として転職してイキイキと働いている姿を見て育ったこともあり、いつか自分も父親のように自身の意思でキャリアを切り拓いていけるような人になりたいと思っていました。

企画職に異動して初めの2年間は覚えることも多く、営業時代とは勝手が違うこともあり新鮮さを感じながら没頭していましたね。幸い大きなプロジェクトを任せてもらえていたので社内での評価もよく楽しくやりがいを持って仕事ができていたと思います。

ただ一方で、自分の成長の方向を振り返った時にスキルセットが内向きになりつつあることに危機感も感じるようになっていました。大企業の大きなプロジェクトを動かすやりがいはありますが社内の承認など厚い壁を何度も乗り越える必要があり、1つのプロジェクトを進めるにも時間がかかってしまいます。このスピード感ではお客様に喜んでいただけるサービスを自分で生み出すことが難しく、市場から求められる人材であり続けるためにも、自分の成長スピードが遅いのではないかと不安を覚え始めました

そんなことを考えている中で、定期的に自分のキャリアを棚卸しするようにもしていて、今まではスカウトサービスのようなものに登録しても営業職の求人しかオファーが来なかったのですが、企画職の経験をしたことで営業職以外のオファーがくるようになったことも転職を考えるきっかけの一つでした。
そこで営業経験と企画経験を一定積んだこのタイミングで本格的に転職活動をしようといろんな会社の話を聞き始めました。

── 実際に転職活動はどのような軸で進められたのですか?

前職が代理店的な側面があったので、お客様の要望に合うものを見繕ったり、カスタマイズすることが多かったのですが、そうではなく、自分がいいと思うものをつくって買っていただくということを経験したいという思いがあることに気づき、自分が胸を張っていいものだと思えるプロダクトを探していました。

また、自分の将来的な目標として事業責任者のような、事業全体のプロセスを俯瞰して推進するような経験がしてみたいと考えていましたので、営業特化ではなくできるだけスキルを広げておきたいと思っていました。色々なオファーを見ていく中で前職での営業経験とプロダクト企画の両方の経験が活かせるという点で事業開発のような仕事が自分の目指す姿に近づくことができると感じ、幅広く事業づくりに携われることができるところを見ていましたね。加えて、フェーズとしても1→10のフェーズの企業で、不確実性がある中で型や仕組みをつくっていく経験もしたいと思っていましたので、まだ企業規模としても小さく、これから拡大フェーズに入るような企業を見ていました。

Assuredであれば再現性の高い事業づくりを経験できると確信

── そんななか、Assuredのどんな点に興味を持ち、入社を決めたのでしょうか?

前職で担当していた大手企業様がAssuredのサービスを導入したことを知ったのが最初に興味を持ったきっかけです。非常にインパクトを感じましたし、必ずニーズがあるプロダクトだと直感的に思えました。というのも、実際に私がお客様先に営業をするときに自分が代理店としてセキュリティチェックシートの取りまとめをさせていただくことを介在価値として提案していたこともありましたので、ここにとって変わるサービスが出たのだなと危機感すら覚えました(笑)。

そして初めて、事業の起案者でありアシュアード社長の大森さんと話したときに大森さんの視座の高さと事業づくりに対する考え方を聞いて、ビジネスパーソンとして尊敬できる人かつ、人徳というんでしょうか?飾らない言葉で穏やかだけども熱意を持ってお話しいただいた人柄もすごく魅力的だと感じ、この人の近くで働きたいと思ったのが率直な感想でした。

特にAssuredの事業のつくり方は特徴的だと思っていて、大森さんが自分の原体験をベースに事業を立ち上げているわけではない、という点に事業づくりの再現性の高さを感じました。大森さんはセキュリティ領域の経験や知見があったわけではないのですが、国の課題から調べていった際にこの市場のニーズを捉え、ヒアリングを重ね、そして事業を立ち上げ、プロダクトを生み出していった経緯からも、この領域に限らず世の中の課題のある領域において今後も再現性を持ってゼロから事業を立ち上げられる人なのだろうと確信しました

最後の決め手になったのは、内定をもらった後に社内の懇親会に参加させてもらい、社員のみなさんと話したときでしたね。面談のときも懇親会のときも、会う人会う人がいかにこの事業がおもしろいかをそれぞれの観点から話してくれ、その上で「自分」がいかにすごいかではなく、「会社」がいかにすごいかという視点で全員が話をしているのが非常に印象的でした。また、自分が3人子供がいるので本当は転職している場合ではなかったかもしれませんが、子育て中の社員も多く、その点に理解がある人が多かったこともあり家族にもこのタイミングでの転職に理解をもらえたことも大きかったです。

定期的なキャリアの棚卸しで、自身の市場価値を確認し続ける

── 大手企業からの初めての転職となると、不安はなかったですか?

たしかに大手からの転職に不安がなかったかと言われると正直ありました。ただ、いつか自分でも事業をつくるという経験がしたい、そのために必要なスキル身につけたいという思いは強く持っていたので、そこに向けて必要な一歩だと思っていましたね。また、タイミング的にも私は初めての転職となるので、少なからず環境的なギャップも大きいだろうということは予想しており、前職の環境に慣れすぎる前に一度、外に出る経験をしたほうが良いと思っていました。いろんな会社と面談をさせてもらっているなかでも、特に企業規模の小さい会社は、一人何役もやれる人が求められることをひしひしと感じましたし、年齢が上がればあがるほど求められる柔軟性と専門性が高くなっていくことも実感しました。事業をつくるというリアルな実態の話と求められる人物像を自身の身を持って痛感し、より今の年齢で転職をしたほうが良いという確信に変わっていきましたね。

── Assuredに入社されて今はどのような業務をされているのでしょうか?

入社後はAssured導入後のお客様を担当するアカウントグロースとして、契約開始後のオンボーディングやアップセル、クロスセルを行っています。担当するお客様は業界などによって分類などはしておらず、多種多様なお客様と向き合える点や、お客様にとってより良いご支援の方法を模索しながら、自分たちでつくってやってみるというフェーズにあるのはとても面白いですね。前職で大手企業様に向けて提案していた経験や自社で企画をしていた経験が、お客様の仕組みを理解することに役立っており、活かせていると思います。
また、お客様対応だけでなく、社内ツールの運用整理やお客様のオンボーディングでお伝えする内容のブラッシュアップ、採用業務など営業以外のことも幅広くできるので、まだまだ苦労するところも多いですが、ビジネスの総合力を上げたい自分にとっては必要なことだと思っています。前職では、企画したあとは他の方に実行をお願いをするというやり方だったところから、自分で仕組みを変えてみて、その結果自分がメリットやデメリットを受けるので、PDCAを即実感できることがやりがいにも繋がっています。
加えて、プロダクト開発チームとも近い距離かつ同じ目的に向かってコミュニケーションが取れることもあり、お客様の声を届け、スピード感を持ってプロダクトが改善されていき、お客様に感謝されるサービスがつくられていくこともAssuredの強さだと日々実感していますね

── 今後Assuredで挑戦したいことを教えてください。

私たちは、ミッションである手を組むワクワクを創造する企業を目指し、世の中の課題解決に挑戦することに全力で取り組んでいます。その中で私は新しい事業や機能の開発において、お客様のニーズを的確に捉え、製品化する経験を積みたいと考えています。
また、組織づくりや仕組みづくりなどできることをどんどん増やしていきたいですね。これまでは、社員の各々のバックグラウンドを活かして事業を成長させてきましたが、組織として型化や仕組み化していくことにもチャレンジしたいです。お客様に向き合いより良いプロダクトを届ける、事業を大きくしていくために組織づくりをする、事業や組織の拡大を見据えて仕組み化していく、この全てができてこそ私の目指す事業づくりができる人に近づけるのだと思います。
もちろんこの目標は私一人ではなく、ビジネス・プロダクト・セキュリティの知識を持つAssuredの仲間となら実現できると考えています。

── 最後に読者へメッセージをお願いします!

私は定期的に自身のキャリアの棚卸しと世の中の企業の情報収集をする時間をつくっていたことが良かったと思っています。なので、読者の皆様も転職するしないに関わらず、自分が思い描く将来の姿に対して、自分はどのくらいの位置にいるのか、そのためには今の会社で仕事を続けるべきか、新たな挑戦をすべきかをいろんな企業の話を聞きながら考えてみてはいかがでしょうか?
そして、もしより難易度の高い環境で事業開発の力をつけたいと思われるようであれば、まだ未開拓のこの市場でユニークなビジネスモデルを展開しようとしているAssuredはぴったりの場所だと思います
ぜひ私からもその面白さややりがいを直接お話しさせてください!


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