ドイツのデザインハウスが手がけた、コンパクト・軽量、そしてしっかりと持ち物収納ができることを考えたミニマルなバッグ。
ドイツのブランド、Ucon Acrobaticsは20世紀の同国で生まれたデザイン運動、バウハウスに強い影響を受けて生まれました。
2001年に創設されたこのデザインハウスが目指してきたモノづくりはミニマルで長く使い続けられる飽きのこないデザイン。この「Ando」と名付けられたコンパクトなショルダーポーチにもその考え方に基づいて設計、デザインされています。
コンパクト、とはいっても「Ando」の大きな特徴はしっかりモノが入ること。とてもスリムな外見とは異なり、底面部は幅6センチときちんと奥行きを作っていつも手元に置きたいアイテムの収納に対応します。
スマートフォン専用の収納ポケットも備え、さらに内側には起毛素材を使って傷や擦れから収納物を守ります。また背面板にはしっかりとした芯を入れたことで、バッグ全体が型崩れせず、ジッパーの開け閉めもしやすい。一時、流行したサコッシュとは異なり、コンパクトながらきちんとモノが入る最大1.5リットルの容量です。
さらにショルダーストラップにもきちんと配慮しました。バッグの固定部分は幅1センチと細身に、肩に当たる部分は幅2.5センチと広めにして肩に食い込みづらく、しなやかでとても肌触りの良い再生ポリエステル素材を使用しています。モノを出し入れする時はバッグを前に、動き回る時にはくるっと背中にまわして自由に動くことができます。
そしてこの「Ando」の大きな特徴になっているのは、独特な素材の質感。つや消しの上品な色合いの素材はリサイクルポリエステル(rPET)にポリウレタン樹脂コーティングを施したもの。強靭で軽量な素材表面にこの加工を施すことによって、独特な風合いと発色の良さ、加えて収納したものを守ってくれる防水性能を手に入れました。
「Ando」の総重量はわずか200グラムとたいへん軽量。カドが取れた丸みのある形状で、年齢・性別を超えてお使いいただけるミニマルな外見です。