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資格[41]日本蕎麦准学士

「ほほう、なかなかの喉越し」
『おっ、解りますかい?』
「うん、さすが挽きたて打ちたて湯がきたての蕎麦だな」
『有難う御座い!』

ずるっずるっ
と空気をすする音で目が覚めた

「夢か・・・」

何を隠そう私は蕎麦が大好物
ゾンビが徘徊する世界になってからというもの
蕎麦なんて贅沢品に出会えるはずもなく

「それでもなんで蕎麦の夢を見たのだろう」

辺りを調べたら理由がわかった
忍び込んだ納屋で枕にしていた紙袋がナント蕎麦粉だったのだ

そんな時に蕎麦を自分で打って煮て食べれるように
蕎麦准学士の資格を取ったよ

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