勝ち敗け

喫茶店が好きです。
「高い。」
そういう人は大手コーヒーチェーン店に行けばよいと思います。

チェーン店、僕も行かないわけではないですが、極力
行かないようにしてきたお洒落なそこは避けてきました。
コーヒーが美味しいと思わないからです。

でも、みんなその名前と大きさで靡いています。
コーヒーなんて殆ど飲まず、頼む人はなんたらラテだの
を参加賞で飲んで喜んでいます。
その店に行ったことで満足しているように見えます。

お世辞にも美味しいとは思わなかったですが、少し前に
足を運んだら味が変わっていました。
大手ファストフード同様、何かしら変えたのでしょう。
でも、僕は喫茶店が好きです。

喫茶店で煩ければ打つ手なし。
惨敗です。

薄暗い店内で、他所の席の談笑すら柔らかく包んで鼓膜に
優しく響く気がします。
チェーン店のそれは、店員も客もお洒落に見せようと
空気の事細かに濁点が強く残る気がします。

そのうち、コーヒーが高価な飲み物になると思います。
気の所為ならそれはそれでいいのですが、そんな気がします。

夕方、喫茶店でコーヒーを飲んでいると、隣に座る男性２人が
ロシアとウクライナの戦争について話始めました。
僕は、政治のことなどは分からないので、その一つの意見に
耳を傾けることもなく、不快に思うこともなく、自分の意見が
ないことに不満を感じながら啜っていました。

それを聞きながら、先日、プロ野球のロッテの佐々木選手と
白井球審とのやり取りを思い出しました。

その一件以降、連日白井球審に対しての罵詈雑言をＳＮＳや
Youtubeのコメント欄で見かけます。
それについて思います。

続きは後述で。

走ろうと思って走れたら勝ち。

でも、走れない程雨が降ったら敗け。
それでも走れば勝ち。

基本、些細な勝ち敗けをつけます。

でも、距離的に走れないので敗けました。
電車で後楽園ホールに向かおうと電車に乗ったら座れたので
勝ち。
でも、途中で自分自身に義務的さを感じたので下車しました。
敗北感＋１。