気持ち悪い

これも何時ぞやかの下書きです。
それに後半、想うことを記し足しました。



他人(ひと)は他人、自分は自分。


その言葉を支えに生きてきました。
大したことのない人生です。
でも、要領よく周りに合わせる機能を備える容量が僕には
ありません。
心にも、他のどこかにも。


「空が青いと笑っちゃうだってさ。笑う訳ねぇじゃん。」

大丈夫です、忘れません。

「へー。」
好意的なといっても否定的ではない同級生、でも、意に介さない
返事を。

「犬とか猫とかに話しかけてさ、馬鹿じゃん?」

「やだ、立嶋(時にあの人)、死んだ蝉拾ってる。」


キックボクシング を始めてからも変人の様な視線はいつも
感じていました。
でも、気にしていない自分を装いました。
時に恰好つけて。



僕が僕でなかったら、多分僕も仲よくしないと思います。
ちょっと変わっていますものね。
ちょっとではないかもしれません。

でも、僕は次も僕なのできっとこのまままた、嫌われるのでしょう。

「お母さん、あの人上見て笑ってる。」
「いいの、見るんじゃないの。」

これまでも何回かそんなことがありました。
でも気にしません。


だって僕は気持ち悪いですもの。
平気です。
自らの毒は効きません。
我が毒では毒を消せやしないのです。


消せる毒はあるのかもしれませんが、でも、人間のそれは
そう消せません。

周りに迷惑をかけない様、それだけ意識して生きています。
僕から毒を抜き取ったら、それはただの僕です。
僕の癖に、立嶋篤史の抜け殻を庇って生きるのだけは
嫌なのです。




最近、ボクサーでもない選手がボクシングを、ボクシングでは
ないリングでボクシングをします。
それで、マスコミはその場だけの価値を上げたり、その時だけ
大きく報道したりする、それが大嫌いです。

なんとかオリンピックとか、記録にも記憶にも残らない
イベントが誤魔化されて盛り上がりを見せた時代があります。
それを残ったといい張る方がいたとしてもそれは負け惜しみで、
そんな方は、ほぼいないでしょう。

やったもん勝ち。

3昔前、そんな陳腐な言葉で勝ち誇っていましたが、時が過ぎれば
話題にすらならない惨敗さ加減です。


ボクサーでもない選手が過程を踏まずしてボクサーと試合したり
ボクシングをするということは、ボクシングに対する冒涜だと
考えないのでしょうか。

4Rなら4R、勝ち上がって初めて6R闘う権利を得る
ことが出来るのです。
4回戦の選手と試合するのであれば、まずプロテストを
受けることが先決ではないでしょうか。
そして4回戦6回戦8回戦と勝ち進んでようやく、10R闘う権利を
得ることが出来て、そこから更に勝たないと日本チャンピオンに
なれないのです。

日本チャンピオンになれたとしても、更に勝ち進まなくてはその上の
チャンスを得ることなど出来なくて、得たとしても世界チャンピオンになれなければ名前すら覚えてもらえない世界なのに、そういうところは
全部飛ばして都合のよいところだけ利用して、名を馳せようとする
安っぽい行為が大嫌いです。
肩書の有無は別として、段階を踏まずして行うそれは見るに耐えません。

ラグビーとサッカーは試合しないし、ラグビーとアメフトも
試合しません。
ソフトボールと野球、ボールをバットで打つ似たような
競技性があるというのに何故、試合しないのでしょうか。
バドミントンとテニス、同じラケットを使うのに何故
勝負しないのでしょうか。

同じサッカーなのに、フットサルの日本代表選手が
何故A代表にならないのでしょうか。

簡単です。
同じサッカーでも違うものだからです。
同じ格闘技だろうと競技が違うからです。
イベントとして、エンターテインメントとしてならよいでは
ないか、そういう人もいるでしょう。
では、事故が起きたら誰が責任取るのでしょうか。
金銭の問題だけではありません。

世の中に対しての責任です。
そういったことで起きる事故など聞きたくもないし、見たくも
ありません。
30年前から云い続けてきましたが、そんなものです。


世の中は流行りが大好きで、人気が出たらどこぞの誰かを
便乗して好きになったり、バッシングを受けようものなら
手の平返して寝返るのです。

YouTubeでもそうです。
少し前に格闘技の選手が不良とスパーリングするという
動画が流行りました。
喧嘩自慢だろうとなんだろうとただの一般人、素人です。
それをボコボコにして配信者や閲覧者は喜んでいますが、
事故が起こったらどうするのでしょうか。
もしかしたら公になっていないだけであるのかもしれません。

いじめがなくなる訳がないことを立証しています。

それは、ただのいじめです。
クラスメイトが、もしくはよそのクラスの生徒がいじめられる
のを見て喜んでいる、そんな愚行となんら変わりません。

どいつもイタリアも便乗大好きだから真似して喜んでいます。
二番煎じを恥じることなく自分らの競技で真似します。
それを個性と履き違えて。
ぼったくりバーなどもそう、どいつもフランスもオランダも、
我が物顔でやっているそんなのを人気者にしています。

支払わないと云い張って、行方不明になったYouTuber
だっているかもしれません。
これだけではなく、無責任に盛り上がるのは違うと思います。

ボクシングはボクシングファンが大半ですが、他の格闘技は
残念ながらその競技のファンという絶対数がそれに比べると
少ないかなと思います。

今の盛り上がりは、格闘技というファミリーレストランで
舌鼓打ってる感じです。
ファミリーレストラン、便利ですし美味しいです。
でも、本当に旨い何かを食べたいと思った時にそこには
足を運ばないと思います。

でも、格闘技に関しては舌が若い人らが然も分かった
振りして味を語っている人が多いように思います。


グルメになれよ。

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202字
特にお得なことはないかもですが、でも、僕が 思うこと、感じたことなどを日日綴ります。

100戦してこれまでの減量や試合にまつわる客席からは 感じることのできないことなどを 綴れたらなと思います。 なんの参考にはならないけれ…

これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。