９９戦目

昨日応援に来てくれた方、ありがとうございました。

試合後、応援に来てくれた方らと場所を移しコーヒー
２杯分話して、家路につきました。

荷物や上着のMA−１は持って帰ってくれるジム生に渡して、
走ります。
寒さにすぐ後悔しましたが、時既に篤史。
後悔先に立嶋。
ええ、後悔する前に自分流です。


コンビニで手袋だけ買いました。
減量中ですら手袋はしません。
乾燥肌が酷いのです。
するのは、毎年大晦日に成田山まで走る時以来です。

身の回りの関東の地形で底辺は幕張です。
船橋から成田は全部上りです。
筑波山によって摘み上げられたかのような地形になっています。
以前記しましたが、船橋から市川も登りだし、東京都も
神奈川県も富士山を目安に、西に向けて登っています。
摘み上げた富士山の地形の傾斜の底辺が東だと千葉県だと
いう話です。

コーヒー飲みながらそんな話も話しながら、でも１８時
くらいにみんなと別れました。


手袋しようが走っていようが夜風は溶射なく冷たいし、
時折覗くTwitterでも辛辣な意見容赦なく、でも僕は
僕以外になれないので走ります。

他の誰かにはなりたくてもなれません。
でも、なりたいと思ったことがないのです。
どれだけ駄目な人生だろうと、親からもらったこの名前で
成功してやると心に決めています。
未だに大したことありませんが。


両国を過ぎて、スカイツリーが見えて錦糸町で１０ｋｍ地点で
残り２０ｋｍ、逆走は頭の中でそう計算します。

新小岩で残り１５ｋｍ、小岩で残り１２ｋｍ、江戸川跨いで
市川で残り１０ｋｍ、本八幡で８ｋｍ、下総中山で６ｋｍ
西船橋で４ｋｍ、そんな計算をしながら自分を励ましながら
走ります。

減量を終えたばかりの身体、試合を終えたばかりの身体、
臓器も関節も痛いです。
でも、これは超リスタートなのです。
身体も心も。
１RKO勝ちした選手だろうと翌日は走りません。
走らないのではなく走れません。

やれば分かりますが、何故、僕が走って帰るのかなんて
簡単です。
超リスタートです。
僕のような人間は、ということもありますし、でも、
実に理にかなった手法です。

「試合終えたばかりなのに走って帰るなんて立嶋は馬鹿だな。」