マリアージュ

会員とつい、そんな話を。

僕が初めてそれに遭遇したのは小学校低学年の頃でした。
何に、どんな、だなんて旧ブログからこれまで数え終えきれない
程記してきました。

まだそんな言葉すら耳にしたことがない程で、実際には
知っている人もいたのかもしれませんが、その後も成長の過程で
耳にしたのは大分後の、ええ「おおいた」後のことなので
ないに近い程の言葉だったと思います。

感動的な旨さを体感しました。
首筋に震えが走るほどです。
催したわけではありません。
でも、実際にはそんな身振りです。

京樽の「バッテラ」に感動しました。
「父ちゃん、これ凄く旨いよ。」
２パック自分用にいつも買ってくる父にいらぬ力説をした
程です。

その文言ですらなかった（僕が知らなかった）時代ですので
その組み合わせのみが生み出す絶妙さ加減と解釈していました。
なので、十代半ばから好きな女の子が出来る度、彼女が出来る度
バッテラを食べさせてきました。
温かい緑茶を添えて。

「ね？ね？」

ただ相槌が、同意が欲しかったということもありますが、
知らないであろう最高の組み合わせを教えてあげたかった
のです。
その少し後に、他にも登場しますが、でも、鉄板といってもよい
組み合わせでした。