トマト

4・5年前のnoteを始めた頃に打った下書きです。
減量のこととか食べ物に関することとか、自分が感じて
きたことを記憶を弄って下書きに残しておいたもの、
幾つかあります。
大したことではありません。
この人生は、摂生や節制、減量をしたり試したりで
無駄に時間を浪費してきました。
決して自分の為に使う時間を無駄という意味ではありませんが、
でも、みなさんが何気なく食べたいものを食べてきた機会や
時間、僕には全然足りていないと思います。

100戦して、1試合1ヶ月として100ヶ月、およそ8年間
減量していたことになります。
想像するだけで吐き気がします。
でも、それだけではありません。
普段から我慢したり、食べないで飲まないできたものや時間も
沢山あります。
その間、走ったりサウナに行ったり我慢したりと普段でも
減量を試したり練習してきました。



残念な意見も沢山耳にしてきました。
出来ない人ほど、やっていない人ほど簡単に頭から否定したがる
世の中です。
知らない人ほど知ったかぶります。
これを否定する人は、きっと見透かされたことが悔しいから
論点をすり替えて僕を否定するのだと思います。

世の中、8対2です。
2割が全てよいという比率ではありません。
思いついた中学生の頃からずっと統計を取って考えています。

キックボクシングには減量があります。
そういう仕事だからよいのです。
美味しいとされるもの、全然食べていないと思います。
ただ、心から旨いと思える感覚は僕の方が感じて
きていると思います。

水一口を口の中から胃に届くまでを実況生中継の感覚で
体感された人は数少ないと思います。
ない癖に、強がって自分はあると断言したがる人もいるのでしょうが、
残念ながらないと思います。
世の中、認めたがらないで否定から入る強がりが8割で、でも、
本当に某らの境遇で体感された方もいるでしょう。
それが2割です。


水一口を飲んで、喉元から全身に身震いするほどの震えや
鳥肌を立てたことがある人はそうはいないでしょう。
この人生、何回もあります。
「おしっこ我慢してるの?」
勘違いしてそう問いかけられたことも。
水分を吸収することによって、体温が上がることを体感出来る
のです。
指先の水分が蘇ります。
計量前まで捲れなかったページが、食べてから捲れる様になり、
水分を摂ったら開けなかったレジ袋が開ける様になります。



世の中の旨いとされるものを食べ歩いたり、綺麗な景色を
観に感じに足繁く通うことが、いつかの夢です。
次に活かす減量の勉強も。
当ジムには中年主婦など一般の方も多数在籍します。
それとなくお話します。
笑顔が増えたら是幸。



トマト、大好きです。
初対面からいきなり好きでした。
第一印象よし、中身よし、そんな感じです。
色から好きです。

夏の野菜ですが、冬にも買い求めます。
減量中もよく食べます。
果物感覚で食べています。


販売出来ない奇形の野菜や果物、変わった野菜や果物など
よく持ち帰りました。
母が教えてくれる野菜や果物の雑学が好きでした。


「3000種類(当時。今は10000種類)くらいあるといわれている
んだって。」
「馬鹿じゃねぇの。トマトは1つしかないに決まってんじゃん。」
小学生時代の会話がもれなく脳裏に蘇ります。
知らない人ほど知っている人を否定するという考えが生まれた頃でも
あります。

「フルーツトマトって果物みたいに甘いんだよ。」
「そんなのある訳ねぇじゃん。」
そんな会話も。


真っ赤、大好きです。
子供の頃は、男は青で女は赤の時代でした。
赤い上靴履いていたこともあります。


小学生時代は赤いジャージに赤いウインドブレーカー着ていました。
変な子供ですが、でも、いいのです。
トマトのヘタの匂い、大好きです。
太陽の匂い、勝手に幼少の頃からそう呼称しています。
おもむろに齧り付き、歯先で皮を刺すのです。


次の瞬間、はち切れんばかりに待ち構えていた果肉と
果汁が決壊して溢れ出ます。
ええ、汚らしいけれど、そんなもの承知です。
蕎麦同様、外国人がしないであろう所作ですが、啜り
込むのです。


ああ、旨い。


一口目の弾力が一番好きですが、チャンスは1つにつき、
一期一会です。
それがなしにしても、でも、旨いのです。
塩を振って食べる昔ながらの食べ方も好きですが、
マヨネーズをつけるという食べ方も満更ではありませんが、
でも、僕は酢をつけて食べるやり方を昔からよく
やります。
そのままか、何かをつけるのならソースをつけて食べる
のが一番好きです。
何かをつけるというのなら、幼少期からソースが一番多いと思います。
ソースをつけるとトマトが甘くなるのです。


「トマトにソースをつけて食べると美味しいよ。」


「馬鹿じゃないの?こいつ、トマトにソースをつけるんだって。」
子供の頃から周りにそう教えてあげると、不快な返事が
返ってきました。
「あのな、ソースにもトマトが入ってるんだよ。」
教えてくれた父は云いました。
ソースにもトマトは入っているのに勿体ないですね。
僕も知らないことばかりです。
なので、出来るだけ決めつけずにいたいと思っています。
減量中に食べるトマトが大好きです。
スーパーで働く母によく買ってきてもらいました。
トマト1個大体100gです。
水分のある固形物、最高です。
腹も満たされるし、渇きも取れます。


マヨネーズという選択肢も分かりますが、でも、僕はソースを
つけます。
奇をてらった勝負
をしているわけでもないのに、
別の手法を張り切って返ってくる方と遭遇することもあります。


マカロニサラダやサラダパスタにもソースをつけます。
マヨネーズにもソースが合いますしね。
お好み焼きや焼きそばは見事なまでに合うではないですか。
焼きそばにご飯、お好み焼きにご飯の関西ならではの組み合わせを
よく「炭水化物に炭水化物」とあざけ笑った関東人いましたが、
ラーメンライスだってそうではないですか。
炭水化物に炭水化物だとしても条件を満たせば合うのです。
ソースとマヨネーズの組み合わせはご飯にも合いますし、
そもそもがドローな訳です。
体重が増えて結果惨敗ですが。



トマトにマヨネーズとソースなら、そういう方もいる
でしょう。
勿論、合います。
でも、僕はソースだけを選びがちです。
味わう度、口にする度、幼少期からの景色や匂いまで思い出すことが
出来るからです。


4年程前の下書きです。
でも、読み直していたら食べたくなってきました。
ソースとマヨネーズに合う某かや、ソースをかけたトマト。
そして、ラーメンライスも。

ラーメンを1年に1度食べるか否かのペースなので、僕は
その分、増える体重もカロリーも数分の1で済ませられる
カップラーメンを食べています。
物によって味を変えますが。


味の件で分かりやすく説明しますと、15歳の頃に覚えたのが
カップヌードルです。
そのものはもっと早くから皆さんデビューしているでしょうが、
そうではなく、そこに唐辛子を多目に入れるのです。
「辛い、辛い。」云いながら啜って、麺をほぼほぼ食べ尽くした頃、
スープが4分の1程度だけ残った終わりかけの夏祭り会場のように
姿を変えたカップの中に、茶碗半分程度のご飯を投入するのです。


温度の下がったスープに浮かぶ千切れた麺や、謎肉などが
残骸ぽく浮かぶそこに照明の落ちた祭り会場を重ね合わせずには
いられません。
今年の夏は終わっちまった。
「早くこないかな、来年の夏。」
しかし、そこに熱熱のご飯を投入することによって、再度
櫓に証明が照らされ、
最後の一曲が大音量で流れ始めます。


スープろ啜りながら、米粒も箸先で拾い集めて口の中に
徴収しながら、競争もしていないのに忙しくむせたりして
ため息に似た最後の一息で僕の夏は終わります。


夏でもなんでもなく、ただ、カップヌードルを食べきった
というだけなのですが。
200円満たない幸せを認めるか認めないかはあなた次第では
ありますが、残念ながら日本人のほぼ全てはこの食べ方に
共感してしまうという恐ろしいまでの説得力のある食べ方です。

勿論、唐辛子はそれぞれの好みの量で。



トマトは畑からもぎって、それを水で洗ってがぶりつくのが
一番旨い食べ方と思っています。
そういう時に限って、でも、ソースはないのだよなぁ。
                     あつを

これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。