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盗作の疑いからとあるWeb小説を読んでみた結果(2024/06/06 追記あり)

ざっくり言うと、私は信頼していたフォロワーから作品を一部盗用されました。
更にその作品内容の大部分が版権作品の盗用であることが判明しました。
今回はその経緯について語っていきます。


盗作を疑ったきっかけ

その方は私の作品を読了後、同ジャンル(SF、バディ、バトルアクション)の作品を書き始めました。
その作品のコンセプトは私の作品と共通点が多く、その時点で嫌な予感はしていました。
そして連載からしばらく経った後、その方はなぜか私への当てつけや、遠回しにマウント取りや嫌味(私の作品下げて自作品上げ等)を言ってくるようになりました。
その時、この方の作品は私の作品を意識(盗作)して書かれたのでは?と確信したわけです。

私の作品どころか複数の版権作品を盗用していた

私はその方が盗作している証拠をあぶり出す為にその作品を完読。
案の定、私の作品で使われていたネタ(人間兵器、改造人間、人体実験等)や台詞が部分的にいくつか盗用されていたことが分かりました。
しかし、これらの要素だけで盗作を訴えることは厳しいのでもう少し読み進めます。
そして私の作品の悪役を丸パクリしたキャラが登場した時点で自分の作品が盗用されていることを確信。
それどころか、どこかでみたことある色々な版権ネタ(ゴットイーター、テイルズ、ニーア、ゾイド等)をそのまま流用してつぎはぎしていました。
あらすじや世界観の元ネタはおそらくニーアオートマタです。
物語に一貫性が無い、他作品キャラの台詞をそのままコピペしているからキャラの口調と人格が安定しない、そもそも作者が何を書きたいのか分からない、作者の心がこもっていないのが一目で分かるお粗末な内容でした。
同作者の前作が丁寧に書かれていただけあって、余計に粗と不自然さが目立ちます。
台詞をGoogleでコピペして検索すると元ネタがわんさかヒットするのはまずいですよ!

盗作の元ネタ(版権)

テイルズ オブ リバース

この動画はテイルズオブリバースのヴェイグとティトレイの殴り合いシーンです。
実はこれをほぼ完コピしたシーンが盗用作品に導入されています。
シーンを丸ごと盗用するなんて言語道断です。
盗用作品の主人公=ティトレイ、主人公の相棒=ヴェイグがモデルかと思われます。

ゴッドイーターのソーマ

ゴッドイーターのソーマ・シックザールというキャラについて説明していきましょう。
ソーマと行動を共にしたゴッドイーターは戦死することが多いらしく、彼は他の隊員から「死神」呼ばわりされています。
本人もそれを気にしており、他者を突き放したり、冷淡な言動や行動をとることが多いのは、自分と深く関わった人間は死ぬと思いこんでいるからです。
盗用作品の主人公の相棒キャラは、上記の設定全てを盗用しています。
つまり、その相棒キャラはヴェイグとソーマのキメラとも言えます。

同作者の過去作も盗作が判明

実はこの方、過去作でも盗作をやらかしています。
タイトルは伏せますが、吸血鬼の作品です。
元ネタは女子高生と吸血鬼の恋愛を描いた小説及び映画「トワイライト」シリーズだと思われます。
タイトルとあらすじだけでも元ネタそっくりなので言い逃れできないでしょう。
この作品にはFF7のキャラと同名かつ共通点が多いキャラも登場します。
キャラの名前に著作権は無いとはいえ、そのキャラの名前を聞いたら読者のほぼ100%はあの有名キャラが思い浮かぶと思います。
キャラの名前については完全黒とは言えなくとも、極めてグレーゾーンと言えます。

カクヨム運営への不信感

上記2作品は盗作の該当箇所や元ネタの詳細を明記した上で運営に通報しました。
しかし、今のところ運営が動く気配はありません。
おそらくカクヨム運営はPVさえ稼げれば盗作も黙認しているのではないかと考えられます。
カクヨム運営がしっかり対応していればこんな記事を書く必要もありませんでした。実に残念です。

最後に 盗作の心当たりがあるあの方へ

この記事を読んでいるならあなたへ伝えたいことがあります。
私はあなたのような執筆実績の多い方が、こうも分かりやすい盗作に走ったことが非常に残念です。
前作のロマンス作品が盗作かどうかは今のところ判別がつきませんが、良くできていたと評価しています。
なのに次の作品は盗用だらけのつぎはぎキメラ作品。
これがあなたのやりたかったことなのですか?
あなたはこんな作品を書いていて楽しかったのですか?
某版権作品のキャラ設定そっくりそのまま流用したキャラを自分の創作キャラとして愛せますか?
私なら無理ですね。大部分が他作品の流用だとどうしてもその作品を思い浮かべてしまいますから。
あなたがよく発言している「文体が安定しない」という言い訳、盗作ばかりやってたら文体が安定しないのは当たり前です。
前作は丁寧に書かれていたのに次回作で急に文章が下手くそになったら、まともな読者なら違和感に気づきますよ。

あなたは既に自分が盗作をしているという自覚はあるのでしょう?
私があなたに対して一番望むことは盗用作品の削除です。
もしあなたにほんの少しでも良心が残っているのであればできるはずです。
表でも盗作の事実を認め、謝罪して頂きたいです。
それさえして頂ければこれ以上あなたを責めることはありません。

ただし、この期に及んでもなおすっとぼけたり、私への当てつけを繰り返すようであれば、こちらもそれなりの対応を取らせて頂きますので覚悟して下さい。

追記(2024/06/06)

2024年5月末、相手方がカクヨムと他サイトから問題作品を非公開にしました。
ところが6月に作品が再度公開されたり、また消されたりを繰り返している為、この方は信用するに値しないと判断しました。

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