醤油の塩分気になりますか?
醤油にはいくつか種類があります。
濃口醤油、淡口醤油、白醤油、溜り醤油、再仕込醤油と
基本的には5つに分かれています。
白、溜り、再仕込みは一般的にはあまり出回っていないかも。
最近は少なくなってきたかもしれませんが
うすくち醤油のほうが塩分が控えめだと思われていました。
今でも知らない方も結構いるのかもしれません。
言い方がうすくちだから味も薄くて塩分も薄いんでしょと
思われがちですが塩分は濃口よりも多く入っています。
本来は薄口ではなくて淡口と書くはずの漢字が
味を薄いと間違えさせる漢字を使っていたり
ニュアンス的にも薄そうに感じたりしているのです。
淡いの漢字は色合いが【あわい】からついた
淡口醤油になります。
一般的に使われている醤油を濃口醤油とつけているから
余計に勘違いが起きたのかもしれませんね。
関西地方の割烹料理やうどんなどでは
この淡口醤油が使われていたりします。
割烹料理などで素材の色合いを綺麗に出したいという
想いがココにあります。
お刺身やお寿司は再仕込み醤油が美味しいと聞きますが
溜りも美味しい聞きます。
塩分濃度に違いは結構あるのですが二つとも
風味は強いかもしれません。
塩分濃度の違い
濃口 16~17%
淡口 18~19%
白 17~18%
溜り 16~17%
再仕込12~14%
大体これ位だと言われていますが
結構違いますね。
日本人は昔から醤油や味噌などで塩分を多くとっているので
気を付けましょうと言う言葉を聞きますが
実際はどうでしょうか?
普通に食べている分にはそこまで気を付けなければ
ならない訳ではないように思います。
食べるものによって醤油を使い分けてみるのも
味が変わって楽しいかもしれません。
レシピに書いてある淡口なども本来は意味があって
そちらを使っているので他の醤油を代用する場合は
気を付けましょう。
今日はカレイの煮つけを作ろうかな。
イラストはクリオネさんにお借りしています。
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