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作業療法士のセラピストが、重度の腰のヘルニアになって気づいたこと。

今から7年ほど前になります。
こちらの写真は私自身の写真になります。

写真の通り、ヘルニアの状況はかなり出ていて大変な感じということがわかるのかと思います。 
 

この時は本当にただただ辛かったですね。
 
右脚の神経症状があまりにも強くて、
自分の右脚を切り離したいと心から思ってましたし。
 
 
痛くて痛くて、歩くこともできませんでした。
 
 
寝るのも30分、起きて移動するのも30分ぐらいでした。
23時間痛くて痛くてうずくまってました。
 
  
 
当時、一人息子は3歳

 
「パパ、なんでねんねしてるの? あそぼ」って言われたのに、
何にもできなかった。
 
 
布団の中でうずくまり、将来不安になって、
そんな父親の自分が悔しくて悔しくてたまりません。


そのときの私自身は、

・自分のカラダが人のカラダのように感じ、自分自身がどのように動いていかもわからない。
 
・この仕事を続いていくべきかどうか。
 
・将来が不安で、きちんと仕事ができるかどうか。
 
 
こんな感じでした。

ただただそのときはどのようにしていいかわからなかったですね。


その後はご縁もあり、なんとか手術も受けることができました。
内視鏡での手術だったのでですが、手術を受ける中であれだけ辛かった
右脚の痛みが減ってきたのを感じられました。


手術が終わりベットにつくと、そのまま深い眠りにつくことができました。
今思ってもあれだけ幸せに寝れたことって人生でなかったですね。

さて、ここでセラピストの立場で腰痛でのお伝えたいこととして、
3つあります。


1.セラピストは自分の身体はわかっていないことも多い
2.腰部痛がある場合は、腰部に問題があることは少ない
3.運動療法が大切ということはわかるけど、痛いときには何もできない

ってことです。


一つずつ伝えて行きますね。

1.セラピストは自分の身体はわかっていないことも多い

当時の私は自分の身体に関しては無頓着でした。
結構無理をしながら、仕事をしていた気がします。

仕事をする中で、やはり大事なのはセラピストとしての身体の使い方。
そちらをしっかりと意識していくことって、とても大切になりますね

私自身も実際にわかっているつもりでも、わかっていないことが多かった気がします!
その状態になって見て気づくことが多々ありました。


2.腰部痛がある場合は、腰部に問題があることは少ない

これは自分自身が体験して感じたところです。
常に痛いとことして、右の多裂筋と右梨状筋でした。

この部分は圧痛もあり、癖のように自分自身でもマッサージはしておりました。
だけどなかなか改善してこなかった。

そこで信頼おける理学療法士に診てもらったところ、
ポイントは第9胸椎、第12胸椎と仙椎でした。

ここを徒手的に動きを出してもらうと、かなり身体が軽くなったのを感じました。
痛みが無く、動けることの大切さを改めて感じられましたね。

 


3.運動療法が大切ということはわかるけど、痛いときには何もできない

運動療法が大切っていうくことはわかるのですが、でも実際には痛いときには何もできなかったです。

私自身もリハビリを行っていくということで、そこへ運動療法へ繋げていくということもしていました。
だけど実際に自分自身が、この立場になったとき、
「痛い状態から運動なんて無理だわ!」ってこと。

痛みがどうしても誘発される中での、運動療法っていうのは、
全く行動ができなくなってしまうのです。

少し動く中でも痛みが出ると、どの動きをしても痛みが感じられて、
負のループに入ってくような感覚でした^^;


なので、基本は痛みを少しでも楽にしてもらった状態から、
運動へとつなげていくってことが大切だな〜って思っています!


自分自身の実体験なのですが、少しでも腰痛のヒントになればと思ってnoteを書いてみました^^


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