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抜毛症#23(カミングアウトと相手の反応)ASPJ調査結果

この記事は私たちASPJが2021年8月に行った独自調査の集計結果をまとめたものです。調査は脱毛症、乏毛症、抜毛症の当事者、それぞれの症状のご家族に対してウェブによるアンケートを実施し、651人の方から回答がありました。

このNoteの記事では、症状ごとにデータをまとめてみなさんに還元していきたいと思います。今回は、調査にご協力くださった抜毛症当事者の方191名の属性をまとめています。調査の概要は下記のページでも紹介していますので、合わせてご覧いただけますと幸いです。

◆本記事内容
78.抜毛症についてASPJ(他の症状も含む髪に症状のある当事者団体)に相談したいと思う時、初めてコンタクトするとしたら、どのツールが望ましいと感じますか?

79.親御さん・医療機関以外に抜毛症について、話をした事のある方がいらっしゃいましたら教えてください。(複数回答可)

80.誰かしらに抜毛症について話をしたことがある方にお伺いします。話をした時、お相手にはどの程度、受け止めてもらえたと感じましたか(複数回答可)

81.誰かしらに抜毛症であることを話したことがある方にお伺いします。話したことによって、抜毛に対しての変化があれば教えてください。(複数回答可)

2_抜毛症【当事者】(その他統合)_78
2_抜毛症【当事者】(その他統合)_79
2_抜毛症【当事者】(その他統合)_80
2_抜毛症【当事者】(その他統合)_81

◆当事者調査チームの感想

・やっぱり情報をとる手段はSNSが圧倒的ですね。匿名相談がしやすいのって、抜毛症に限った事なのかなぁ?
マイノリティって擬態していることが多いから、匿名の方が安心してアクションできるのかも。
カミングアウトしても症状に変化はないって言うのが、こうはっきり数字になってくると、それ自体が正義ではなくそれをしたことで自分の気持ちがどう変わるかが大事なんだと改めて考えさせられました。

・カミングアウトすることで抜毛の頻度が減ったという回答をした方が思ったよりも多くて驚きました。抜毛症という事実は一人で抱え込みやすいので、それを誰かと共有できることで少しながら変化をもたらすことができるのではないかと考えました。

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◆参考
髪がなくなる症状について

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