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脱毛症#18(コロナ禍での変化と困りごと)ASPJ調査結果

この記事は私たちASPJが2021年に行った独自調査の集計結果をまとめたものです。調査は脱毛症、乏毛症、抜毛症の当事者、それぞれの症状のご家族に対してウェブによるアンケートを実施し、651人の方から回答がありました。

このNoteの記事では、症状ごとにデータをまとめてみなさんに還元していきたいと思います。今回は、調査にご協力くださった脱毛症当事者の方276名の属性をまとめています。調査の概要は下記のページでも紹介していますので、合わせてご覧いただけますと幸いです。

◆本記事内容
49.このコロナ禍において、脱毛の状態は変化しましたか
(コロナ前と比較して)

50.コロナ禍において、生活の変化について当てはまるものがあれば教えてください(複数回答可)

51.今現在困っていることについて、あてはまるものがありましたら教えてください(複数回答可)

1_円形脱毛症【当事者】(その他統合)_GTグラフ_49
1_円形脱毛症【当事者】(その他統合)_GTグラフ_50
1_円形脱毛症【当事者】(その他統合)_GTグラフ_51

◆当事者調査チームの感想
・コロナの後遺症のひとつとして、ワクチン後に眉毛が抜けてしまって生えてこない等のケースを耳にするようになりました。

・ウィッグの補助金は自治体ごとで金額が違い、対象が抗がん剤の副作用のもので脱毛症に関してはその辺りの制度がないため、長期でウィッグを使用する脱毛症も範囲に入れていただきたいと思う。

・専門的な治療をするかどうか迷っている人に対して、情報(期間、費用、効果など)が一元化されているものがあれば選択しやすいかもしれない。

皮膚科学会のガイダンス
 沿って治療行為を行うけれど、効果を本人が得られるかどうかは時間もか  かる事なのでサンクコスト等を考えると難しいところ。

・ウィッグの購入費用について次回の調査で聞いてみたい。10万以上の高額なウィッグではなく、1万円以下で購入できるものもあるので、選択肢を広く持っておくのは必要だと思う。

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◆参考
髪がなくなる症状について


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