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ミカエル
2021年7月5日 00:52
「自分なんて生きててもしかたがない」「誰も自分のことなんか分かってくれない」「どうせ自分の人生なんてそんなに長くはない」そんなことばかり毎日考えながら過ごしていた、少年時代。場所は、神戸市兵庫区の工場地帯。当時のまちは、ものづくりの中小の工場が立ち並び、小学校の通学路はいつも働く大人で騒がしく、工場の焼却炉の熱気を感じ、ガラス瓶や空き缶をつぶす破砕音が鳴り響く場所を耳を