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カッコントーストーリー

のどがイガイガしてきたと思ったのも束の間、昨夜はのどが痛かったので、夕飯前に葛根湯を飲んだ。

風邪のひきはじめに効果あるので顆粒のものを常備しているのだけど、これを飲むのが苦手。
むかしから、ブホオエとなりながら飲んでいた。
だからか、飲むときは意を決して飲む。そしてすこし緊張する。緊張するからうまく飲めない。うまく飲めないからブホオエとなる。ブホオエになるから緊張する。エンドレスラブ。
良薬は口に苦しというが、苦いわけじゃないのよね。シナモンぽい風味だからきらいじゃないはずなんだけど。なんなのかしらん。

水をちょっと口に含んで、溜めておき、上を向いてサッと顆粒を入れてすぐに。目をギュとつぶってすぐに、ゴックン。

あれ。

ブホオエが来ない。
ブホオエはどこ?




静かなリビングでいぬと目が合う。

これはうまく飲めたということか。やった。
葛根湯歴30年超で初めてだ。
エンドレスブホオエを断ち切ることができた。
気づいたのだけど、今までは、あ、どうしよ。口に入れちゃったよ飲めるかな、どうしよ。という間があったのだ。わずか1、2秒のその不要な迷いの間に顆粒が溶けて味が濃く感じられてしまい、ブホオエの原因となっていた。

そりゃあわかってた。
迷わず飲むしかねんだよ、だって飲もうと思って口に入れてるんだから、ゴックンするしかねんだよ。覚悟決めろやいやい。といくら自分を叱咤しても、どこかでブホオエ来るからいやだよう。という気持ちがあったのだ。

みなさんも不用意に口に溜めず、目をつぶってすぐさま飲んだら大丈夫ですよ。サラサラ顆粒を溶けさせちゃなりません。そんな隙を与えずにゴックンするんです。

て、おとなのみなさんは平気ですよね。





乾燥してきてるので、いろいろとご無理なさらず。


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