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農家の直販

ようやく100記事到達しました!!

今回も特別な内容ではありませんが
農家の直販についてのお話です。


私は長崎県の離島で
アスパラガス専門農家をしています。

作ればJAが全量買い取りしてくれます。
他の業種では考えられない神制度ですね。


手数料(市場価格の30%ちょっと)はかかり
販売価格を決められませんが、
農家を守るいい制度です。

一方
『どこかの誰かへ』

そんな漠然としたイメージで栽培するより
食べた人の笑顔をイメージできた方が
いい物を作れると実感しています。

工業製品でなく食べ物です。
作って全部農協出荷では、
アスパラガスの食品サンプルを
売っているのと変わらないような気もします。

アスパラガスのキーホルダー

ただ出荷してお金を得るのならば
食品サンプルの方が腐らないし安定供給できる
のでいいかもしれませんね。

ネット販売など当たり前の環境なり
配送環境も整っている昨今
全国どこからでも2日もあればお届けできます。

しかし

農家は収穫シーズンに入ると時間と体力勝負になり
栽培管理しながら販売もやっていくのは極めて
難しい状況になります。

まして
販売先を営業して回るのは困難を極めます。

なので現在私は細々と
知り合いとそのご紹介だけでやっております。

この紹介の輪が広がり、少しずつ定期的に購入して
くれる人が増え農園のファンになってくれれば
最高にうれしいですね。

やはり直接受けとって食べた人からの
喜びの声がたまらなく感動的です。

いい物を作り続けよう、そして送り続けよう
日々の農作業にも意味が生まれます。

農家の直販は正直大変

でも楽しい。

自分の作品のアスパラガスで
食卓に笑顔と弾む会話が生まれるのですからね。


今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございます。
では、また!


アスパラガス専門農家






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