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労務が攻めたっていいじゃない

アソビュー株式会社で労務管理を担当しております、高田と申します。
僭越ながら、労務のAdoventcalendar2022の16日目を担当させて頂きます!

業務役割的にも、表舞台に立つ機会もあまりなく自身の考えや想いを伝える場というのがあまりなかったのですが
お声がけ頂きましたので、挑戦してみたいと思います。


皆さん、労務のお仕事楽しいですか?


いきなりのパワーワードですね。笑

わたくし産休育休などのブランクや、転職などがありつつも気が付けば労務に携わって6年目に突入致しました。
2,000名ほどの規模の給与担当をしたり、600名超えのカンパニー会社で一人労務だったりと比較的なかなかハードな環境に身を置いてきたような気がします。

冒頭でも申し上げましたが、労務って表舞台で目立つことがないお仕事だと思ってます。
だけど(専任でなくとも)絶対に会社にいなくちゃいけない存在。

まさに縁の下の力持ちですよね。

「労務ってなにしてるの?」ってよく聞かれませんか?


間接部門なので、注目を浴びることは少ないですよね。
また他の部門との業務上の関りも比較的少ない。

聞かれても業務理解がなかなか難しかったりするので
毎日色んなことをしてたとしても
「みんなが毎日仕事ができるように、準備したり片づけたりしてるよ」
と簡潔に答えたりします。

間違ってはないですが。笑

何も起きないことが"成果"だったりするので、会社によっては
もしかすると評価されづらいこともあるかもしれません。

・・・はい、経験者がここにいます。

まさに暗黒期ですね。

何のために、誰のために仕事をしているのか

初めて労務担当者になった時のことです。
当時は電子申請も普及しておらず、入退社処理だけでもかなり工数。
(この情報だけで年齢がばれてしまいそうですね。笑)
勤怠システムも今ほど整ってなく、結局イレギュラー対応で手計算。
「やらねば」だけで定常業務を処理する日々に忙殺され、本来守るべきである従業員が文字の羅列にしか見えなくなり。

労務というお仕事がただ辛いものになってしまった時期がありました。

どうでしょう、今もそうやって悩んでる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな私が今は明るく元気に、時にはお酒も嗜みつつ!
労務というお仕事を楽しんでおります!!

辛い時期を経て、どうやってこのようなマインドセットをしていったかをお話していこうと思います。

労務のお仕事って

「やらねば」に囚われすぎてしまうと、やりがいや存在意義などが薄れてしまいます。
そこで改めて、労務担当者としての役割とは何か?を考えてみました。


従業員が安心して働くための組織・環境を作り
モチベーションや労働生産効率を高めることで
企業の業績に繋げる役割


この役割の軸をしっかり持つことで、なぜ今自分がこの業務をしているのかが見えてくると「やらねば」から「やりたい」に変わっていきました。

ありがたいことにアソビューはそんな従業員の「やりたい」の気持ちに耳を傾ける会社でしたので
そこからはもう水を得た魚!!!

「いまの給与計算システムではいつヒューマンエラーが起ってもおかしくない運用なので、別のシステムに変えて給与処理の属人化を減らしていきたいです!」

「移転した新しいofficeでの福利厚生として、置き型社食を導入したいです!」

「従業員満足度の健康項目が低いため、産業医の先生と一緒に、管理監督者・従業員に向けたメンタルヘルス研修を行ってライン・セルフケアの関心度を上げたいです!」

・・・いいね!やってみよう!!!!

と言ってくれる上司・仲間たちには感謝しかありません。

得意なことに目を向ける

労務業務って法令順守が絶対で、守りの業務割合が比較的多いのですが
どうやら私は"攻め"の部分がとても向いていたようで
どんなに大変でも、自身で提案したことは
やり遂げる!達成する!と労務業務の中で"楽しさ"を見出すことが出来ました。


必要な素質

労務業務って多少の向き不向きがあるとは思いますが
大切なのはこの3つだと思っています。

  1. 専門性の高さを維持する為に継続的なインプットができるひと

  2. 多様性を意識したコミュニケーション能力がある人

  3. 秘密を保持する姿勢を持ち、従業員から信頼を得ること

この6年間、紆余曲折しながら労務を担当してまいりましたが
ちょこっとだけ自分に向いてるお仕事なのかな?
とようやく思えてきたところです。笑

守りと攻めの労務でいこう

いまでも悩み立ち止まることはありますが、経験値を(年齢も)重ねて来たこともあり
自分の考えや想いに自信を持つことができるようになってきました。

最近はキャッチコピーとして「守りと攻めの労務」を掲げております。

会社と従業員、従業員の家族を守ることは大前提に
固い壁を築きながらも、しっかりと攻撃の体制を整えていく。

攻めの話しをしている時はイキイキとしてるね、と言われます。
嬉しいですね。最高の誉め言葉です。



最後に

このようにマインドセットすることが出来たのも、理解ある上司や仲間たち、そしてこのようなメンバーが集まるアソビュー株式会社のおかげだと思っています。

まだまだ改善・挑戦したいことは盛沢山なので引き続き"攻め"の姿勢をモットーに猛進していきたいです!

そして採用も積極活動中!!笑
移転したばかりのフレッシュなオフィスで一緒に働いてくれる仲間を募集してます!!!!

辛かった時も割と今では酒のつまみになる話なので、是非このnoteを読んでくださった皆さんとそんな話をしながらお酒でも窘めたらいいな、と思っております!!

将来様々なAIが進んでいくと、労務業務の中で手放していくものはいくつかでてくると思います。

だけど私は労務という役割はずっと無くならないものだと思っています。
会社があり、そこで働く多くの個人がいる限り
労務は常に学び、何が最適かを考え、時には厳しく律することもありながらも、それぞれの考えや想いに寄り添う。

労務としてこの先どのような価値貢献を見出せるかワクワクしてきませんか?

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