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動作で考えれば違う種目も出来ている。

運動・スポーツでは何かが少し違うだけで違う種目になります。
道具だったり、コートサイズだったり、人数だったり。
それを利用しましょう。

種目で考えず、動作で考える。

鉄棒の「前回り降り」、近い種目を考えると「足抜き回り」や「逆上がり」。近い動作で考えると「マット前転」。
種目で考えると備品や条件などで行えない事が出てきますが、動作で考えると何とかなる事が多くあります。

クラス担任から「鉄棒の前回り降り」の指導をリクエストされました。

「マットで前回り」が出来ると言うんので、巧技台の蓋の上から回って。
しれ〜っと棒を置いて

少しずつ高さを上げても頑張るマット前回り
イタズラだと思われています。

「もう、じゃま‼︎」とか言われます。
でも回ってます。

勝手に鉄棒を持っての前回りになっています。

子ども達はマットで「でんぐり返り」をしたと思っています。
先生達は「鉄棒の前回り」をしたと思っています。

足がマットに付いているので、足が浮いて頭が下に逆さになる恐怖心もありません。
落ちても平気な高さ。
マットに手をつこうか、鉄棒を持とうか迷ったりしますが「お好きにどうぞ」。
マットに足をバンっと落としてもOK。音を鳴らしたいから回る子も。

「鉄棒」って表現はしていません。鉄棒だどダメな事だらけになってしまいます。ちょっとダイナミックなマット運動。バリエーションの変化だけ。
誰も「怖い」と言いません。怖く感じそうなら高さはそのまま。
「マット濡れてる、よだれ垂らすほど笑うな‼︎」って。

画像は3枚ですが、もっと細かく高さ調整をしながら進めています。
マット運動の前回り(でんぐり返り)が上手でなくても、回る事が平気であれば行えます。
恐怖心を持たずに鉄棒っぽく回って欲しい。それだけ。高さを欲張らない。
先生の補助も楽チン。見本を見せる必要もなし。

次に行う時は既存の鉄棒の下に嵩上げしたマットで同じ状況を設定。それから持ち方の指導でも良いのではないかと思っています。回る事は出来るので、持ち方を意識する。アレコレ言わず、今回はアレだけ次回にコレを追加で。

スモールステップ

鉄棒の高さ、ゼロ‼︎  
そこからスタート。
高さに関してスモールステップ。ベビーステップ。

鉄棒の前回り降りはマットのでんぐり返り。
カレーは飲み物。 そんな感じ。  違うか。

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