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美術のベースにデッサンは必要か? - aso / こうき

こんにちは、こうきです。

このあいだ久々に山に登ってきました。 いうても、たかだか900mないくらいの大きめの丘みたいな山なので、 余裕こいてたら結構しんどかった…(日ごろの運動不足が露呈しました。)
この岩湧山という山は、この秋の終わりごろに行くと、山頂付近一帯がススキに覆われててエモいです。


12月初旬に登って超ギリ見頃でした。
というのも、山頂でお兄さんに、「来週ここのススキ刈り取るボランティアあるから、ぜひ参加してくれよな★」とチラシ渡されたので、次の週だったら全部刈り取られてたということ……
ホントに間一髪拝めた景色でした~

さて、自然を見に行くのは、リフレッシュ目的もありますが、もう一つ個人的なニッチな目的があります。 それは「絵の題材探し」です。
別に自然の中である必要性はないですが、何かエモいものを探したり、いい構図を探したりします。

友人が撮った写真

昔ならそれを見つけてはスケッチするのが常でしたが、それが本当に最善策かは最近になって疑問に思うようになりました。
結局スケッチし始めると時間も労力もかなり持っていかれます。 そこから本画に落とし込むと考えると本当に心が折れそうになります。

ちなみに、僕がやってる日本画のセオリー的?やり方↑

それと、美術系でやたらと「スケッチ」と「デッサン」が神格化されているのも、はなはだ疑問です。写真でよくないか?と思うわけです。
絵画は極論構図が8割くらいです。(個人的見解)
スケッチやデッサンは見たものを写し取る能力観察眼は養えます。 しかし、写真でもそれを加工する過程でそれはある程度養われるのではないかと思います。
しかも写真だと同じ風景に対して、構図案を量産できるというのは、あまりにも大きいメリットだと思います。

ここで、意識するべきことは、「いい写真」を撮るのではなく、「いい構図を探す」「いい題材を探す」ことにフォーカスして、写真を撮って、加工することです。
あくまでも写真が下図であるということですね。この視点はフォトグラファーとは大きく違うことかなと思います。

ということで、写真をベースにした作品制作という未知の挑戦をしてみようという最近の思惑でした。
また、進展があったら書きます。

write:こうき

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