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日曜画業 #1 -趣味というには重いこと - aso / こうき

こんにちは、こうきです。

僕は、いくらか趣味があって、週末は気ままにやりたいことやって過ごしていますが、 そのうちのひとつに、絵を描くことがあります。(大学は日本画専攻でした)
ただ、イラストとか比較的ライトな絵を描くのは、趣味の範疇とはいえ、 ”ちゃんとした(?)”絵画制作となると、趣味というには荷が重すぎるなと思うことがあります。
そこまでいくと、もはや楽しむ領域にいないというか(描き始めたら熱中しますが…) そこに至るまでのプロセスを計画的に行っていく必要が出てくるので、気ままにはできない!

…という訳で、ここ1年くらい、やろうやろうで重い腰が上がらなかった画業ですが、 今年はしっかり目標を定めてやってみることにしました。
とりあえず、7月締切の公募展を目指します(結構カツカツです…)

ここで、日本画の制作手順をざっとご紹介しましょう。

  1.  パネル(油絵で言うキャンバス)をつくる

  2.  描きたいものを決める(僕の場合はスケッチに行く)

  3.  小下絵(ちっちゃい下描き)を描く

  4.  下絵(実際のサイズの下描き)を描く

  5.  本画を描く!!

です。なるほど、タイヘンですね。

とはいえ、時間がないので、早速パネルをつくります。
パネルは、角材で桟(さん)を張って、べニア板をくっつけて完成。(完全にDIY的作業です。)今回はS100号(162×162cm)で描きます(デカい!)

桟と板をおもりで圧着してるの図

さて、パネルはこの後、布か紙を貼って絵を描けるようにするのですが、今すぐ使うわけではないので、一旦置きで、スケッチに出かけます。

僕はたいてい風景画を描くので、スケッチに行きますが、ここからの作業や手順は人によってさまざまなところです。
僕の場合、スケッチは本画の題材探しと、その設計図をつくる目的で描いているので、スケッチ自体のクオリティは求めません。 あと、基本的に夜景を描きたいので、色もスケッチ段階ではほぼ使いません。
これも人によっては、スケッチこそが命!スケッチのクオリティを上げるほど本画のクオリティが上がるんや!!っていう人や、私の絵にはスケッチは必要ないですぅ…っていう人もいるので、
結局は「何をどうやって、どういう狙いで描くか」によるんだと思います。

個人的には、スケッチで抜け落ちた部分は本画には反映されにくいので、少なくともここは描きたい!と思った部分は、しっかり抑えることは意識します。
今回は、手っ取り早く、地元のどっかいいとこを練り歩いて探しました。
二日間、累計2~3時間くらいで何とか、下絵にしていいと思われるスケッチができました。

もう少し頑張りたい…もう一回くらいスケッチ行こうかなの図

さて、ここからは、表現の領域、どうやってこれを映える絵に仕上げるかの、創意工夫の勝負になってきます。
次は、下絵づくりと本画制作……ガンバロウ…

write:aso こうき

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