見出し画像

ミニマリズムの大先輩 -asoboze / たかゆり

こんにちは、たかゆりです。

asobozeはミニマルなアイテムが多いですが、私もそれに倣って、
新居ではなるべく物を増やさずミニマルに生きる!
という目標を掲げました。

そこで、今日は私の敬愛するアメリカの小説家、
レイモンド・カーヴァーを紹介したいと思います。

なぜ突然アメリカの小説家?と思われるかもしれませんが、
彼は文学界のミニマリズムの先駆けと言われる、
ミニマリストの大先輩なのです!

ミニマルなデザインやミニマルな生活は最近よく耳にする
単語かと思いますが、ミニマルな文学ってよく分からないですよね。

カーヴァーの作品は、どんでん返しや大事件は起こらず、
最低限の環境と登場人物しか出てこない、
その名の通りミニマルで狭い世界観の中、淡々と物語が進んでいきます。

あまりに淡々としているので、
「え?終わり??」
と拍子抜けすることもしばしば。

そんな小説のなにがおもしろいのか、
私も最初は全く理解できませんでした。
でも、なぜか読んだ後の余韻はすごい…

その理由は、ミニマルな世界観にあります。

外的な描写を排除しているからこそ、登場人物の感情の機微が浮き彫りになり、読者はその人物の内面で起こるドラマに引き込まれるのです。

それこそがカーヴァー作品・ミニマリズム小説の魅力です!!

画像1

少し熱くなってしまいました…
まだまだ語ろうと思えばいくらでも語れるのですが、
会社のnoteなのでこのあたりにしておきます。

カーヴァーの小説は短編ばかりで、村上春樹が日本語訳をしているので、
読み始めるハードルはそんなに高くありません。
ちなみに私の好きな作品は下記3つです。

・ダンスしないか?
・シェフの家
・ささやかだけど、役に立つこと

ミニマルな暮らしがしたい!という方は、ぜひasobozeのアイテムと一緒にレイモンド・カーヴァーの作品もチェックしてみてください🌷

日々の生活もミニマリズム小説のように、自分に干渉するものを洗練していけば自分の内面と向き合える余裕が生まれるかもしれない、なんて考えながら、手は無意識にAmazonや楽天を開いているのでした…

write:asoboze web企画課 たかゆり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?