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koto-asobi  絵本専門士です

毎朝 今日の朝顔が咲いているか
ベランダに出てみる

「おはよう 朝顔」
朝顔は一日花 
昨日の朝顔と今日の朝顔はまったく違う花
だから一期一会
この夏の朝顔は小さめでうすい青色
微妙なうすさが好ましい

今回紹介する絵本
いろってなあに?
作.絵 アリス&ヤーティン.プロベンセン
訳  こみやゆう
出版 アノニマスタジオ


いろは におわないし、
あじも、しない
きこえも しないし
ふれても わからない
でも みるとわかる
そう、いろは、みることができる
〜はじまりの本文〜

この絵本を手に取り
知っている色について
きっと誰もが言葉にしたくなるだろう

色は 世界を包んでいる
色は 呼んでいる まるで歌うよう

点と線 白と黒 色が無い世界は
カタチをつくり存在を知らせる
白と黒は 静かにハッキリと示している

いろは どんないろも
しろより くらくて
くろより あかるい
〜本文より〜

色は それぞれのメッセージ
色は 気分そのもの
物語を生み出し 弾む

めは いろがなにかを しっている
だって いろは めでみるものだから
〜本文より〜

白と黒 たくさんの色があって
生きものは そのものをいきている

春の色
夏の色
秋の色
冬の色
四季を感じる色は いのちのいろ

『いろ、この世界そのもの』 

この年の色を 
たのしもう


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