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コミュニケーションの言い訳になる場として、ゲーミフィケーションされた作業部屋がいいのではないか

おはこんばんにちは!現在Lv.18のゲーミフィケーションくんです。

この研究日誌noteは今のところ、研究する中での思考スペースのような位置づけかな?

最近読んだ論文に、協調学習について書いてあって、要は「人と話す(協調する)ことで新しい知識が生まれるよね」というような話です。

それって、今どきコロナで大学に人が集まらなかったりして、失われている機能のような気がするのですよね。

というので、今日は「コミュニケーションの言い訳になる場として、ゲーミフィケーションされた作業部屋がいいのではないか」ということを書いてみようと思います。

職場の話や職員室での話にも共通するはずです。

コロナ禍で失われたもの

そもそも研究室って、色んな人が集まって知識をアウトプットし合って、それをもとに友だちからレコメンドされた知識をインプットし、新しい知識を作る、というのが重要だよなあと。

大学とかでも、たまたま違う学科の子と話したりするときには色んな考えが生まれたりして、知識がたくさんつながっていく感覚があります。

で、この時ポイントになるのが、「コミュニケーションの言い訳としてコンテンツが必要」ということです。

たとえば、今から友だちに「会おうぜ」なんていうのはダイレクトすぎるし、「会って何する?」ということになります。

なので、「コーヒー飲もう」とか、「飯いこう」とか言います。その意味は、「会って話そうぜ!」ということです。

大学でたまたま会ったとか、コミュニケーションをするときには何らかのコンテンツを言い訳としないといけない感覚があるわけです。

というので、大学に行くという言い訳でコミュニケーションがとれなくなった今、ZOOMで会おうとなっても、言い訳になるコンテンツがないわけです。

そこで、最近だと作業部屋をバーチャルで設置するようなサービスがあるのですが・・・。

けんすうさんの「00:00 STUDIO」とか、「mocri」とかですね。

研究室でアウトプットし合うという機能が弱くなった今、というか知識創出を強化していこうという意味でも、こういったコミュニケーションができる場になるサービスが必要だなあと。

でも、コミュニケーションする場はあれど、コンテンツが不足している感じがあります。

大きな部屋はあるけど、集まる理由がない感じです。

コンテンツ不足だと、集まってもただ「気まずい雰囲気」になってしまうのですよね。

一方、定例ミーティングやゼミという、「定例だから」という言い訳でコミュニケーションをとったりはいいのですが、パブリックすぎるのですよね・・・。そしてこれもコンテンツ不足だと何のために集まったの?となります。

授業で行うような話し合いの機会を設ける協調学習もパブリック寄りです。

実際に必要なのは、プライベートでラフな雰囲気、たとえば廊下ですれちがうとか、タバコ部屋で話すとか、飲み会で話すとかです。

このあたり、ナレッジ・マネージメントと言う名前がついています。

というので、知識創出の場としては、コンテンツが充実していて、プライベートでラフな空間が必要だということです。

実際に導入するなら?

じゃあどうするかというのは、やはり「mocri」というアプリは場とてかなり秀逸だなと思います。

デザインがポップで、そういう雰囲気は想像以上に重要です。

まだ使ってみていないのですが、このようなアプリにもゲーミフィケーションは導入できる余地があると思っています。

たとえば、「何日連続で出席!」みたいな。

このあたり、現実で起こっているような、朝活に何日連続で出席という現象をそのまま代替する形が分かりやすそうです。

『どうぶつの森』が集合場所になっているように、ゲーミフィケーションされた作業部屋というのは楽しんで知識創出できる場になると思います。

ゲーミフィケーションされた空間なら、ラフでコンテンツ感のある場になるのでは?ということです。

プライベートでラフな空間での知識創出への課題感

で、そういった場で展開される話って、いかにもミーティングですっていう場所での話よりすごくおいしいものが多いのですが、弱点があります。

それは、「記録されにくい問題」です。

これって、実際にノウハウへの理解が深い企業とかでは、あちこちにホワイトボードを設置していたりします。

こうすることによって、あらゆる場所でたまたま展開される知識創出がよりよいものになり、記録され、あとは写真にとればオッケーです。

こういった対策をしないと、「なんかいい話をしたなあ、、」というので終わって、寝たら忘れてしまいます。

というので、「記録されにくい問題」はリアルの場ではホワイトボードの設置で解決されていたりするのですが、バーチャルの場、たとえば「mocri」とかではどうすべきなのかなあと思っています。

録画機能があったりしたらいいのかな、とも思うのですが、それだと緊張感があるというか、、パブリック感が増すのですよね。

それに、録画だと創出された知識などの情報の検索性に関して技術的限界があります。全部文字起こしした文書では使いづらいです。

このへん、デバイスの限界感もあるのですが、最近だと「勝手に記録してくれるデバイス」も増えています。

たとえば、アップルウォッチとか、勝手に体重をグラフ化してくれる体重計とかです。

ゲーミフィケーションのよくある課題として、記録がめちゃめちゃ面倒というのがあります。

測るだけダイエットという、体重を可視化することでゲーミフィケーションするというのはあるのですが、測るのが面倒という感じです。

つまり、昨日のnoteでも書いたりしたのですが、勝手に要約して記録してくれるAIがとても需要があるなあと。

エレベーターで話したことを、勝手に要約してメモに記録しておいてくれるという感じです。

これがあれば、勝手に記録して要約してくれて、そのおかげで知的生産が可視化されてゲーミフィケーションできそうです。

知識創出の自動記録がAIの出番だな、ということです。

ということで

このあたり、実際に「mocri」などのアプリを使って、ラフに集まる空間で何が起こるかのデータを集めてみないと分からないことだらけですね。

こういうものは「気まずい問題」とかが先の課題だったりして、ここがゲーミフィケーションの出番な感じがします。

研究日誌を書いてみるとだいぶ頭が整理されます。でもこういうのって、人によっては面倒で仕方のない作業なのですよね。自動記録してほしい。

ということは、僕がnoteを書く時間を設けているように、ラフな空間を定例ミーティングのように設置できれば、知的生産もはかどりそうです。

で、その時の課題になりそうな、コンテンツ不足(=気まずい状態)を解決してくれるのが、まさにゲームなのではないかと。

今のところ思いつくのは「25分集中するゲーム」という感じなのですが、似た機能が「mocri」に備わっている!感動!!

これって、リアルだとやりづらいのですよね。今から集中しよう!みたいなのってうまくハマれば機能するのですが・・・。

ただの作業部屋にありがちな問題にどうやってゲームが貢献できるのか、もっと考える余地がありそうです。

では!

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