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CAN・DAY・A・SORT その16!!

前回のあらすじ!

(・A・)
怪しげなちらしに導かれーーやってきた古物店は敵の間の手に落ちていた!

                                                                                    ( ◍_◍ )
                                           罠だったんですな~これが!

(●>●)
しかして俺様の助力により事なきを得た我らCAN・DAY・A・SORTの面々。

(・A・)
ああーー君が決めちゃうのね…

                                                                                   ( ◍_◍ )
ほんじゃっま景気よくここでチーム結成しちまいやしょうか

(・A・)
あらすじで!?もっと本編中に大々的にやりましょうよ~

                                                                                 ( ◍_◍ )
うっせーな。こういうのは思いついた時が吉日なんだよ!

(●>●)
さァーーそれではみなさま、お手を拝借ーー

(・A・)
お前が仕切んなっての!はい!みなっさ~んお手々前に出してーー

                             すっすっすっす

(・A・)
それでは今日をもちましてーー我らが団体名をーー!!

                                   ぐらっーー

                                                                                   ( ◍_◍ )うおおお!古物店ごと飲み込まれたクジラのもっとでけえーー

(・A・)
うおおお頑張ってあらすじ続けとるうううう!

(●>●)
俺たちは、イルカーークジラときて、みんなが住む地球にはいないオーゲルってでけえ宇宙星物に飲み込まれちまったんだ。

(・A・)
ひょっとして宇宙最大の哺乳類?

                                                                                    ( ◍_◍ )
                                                      それはまだヒ☆ミ☆ツ

(・A・)
まだ誰かさんが考えついてないんでしょ~

(●>●)
…宇宙ってのは広がるからなーー

                                      ぐらっ

(●>●)
ーーオーゲルが揺れたところでCAN・DAY・A・SORT16話スタートなんだぜ☆


                                   CAN・DAY・A・SORT☆彡{イソゲー
                                     16話☆{フウ
                   「ダバダバオーゲル大奮闘!!」{ハジマルヨー




(・A・)
「いっちちいーー」
「大丈夫ですか、キャンディさん…」
俺は頭を手で抑えながら、辺りを見回します。そんで、地面にーーいやオーゲルにか、めり込んでいたキャンディさんの足を引っ張りーー

                                 〝きゅぽんっ〟

ーー引っこ抜きッ!!

( ◍_◍ )
「おお、じいさんや。もう朝ですかいの」

(・A・)
「くっだらねーことのたまってるバヤイじゃないですぜーーばあさんや」

( ◍_◍ )
「イチオー乗ってくれンのね♡大好き♡」
〝ぴとっ〟ーーあーしはジテンの腕にぐいっ♡おっぱい押し付けたろ♡
〝ざくざくざくーー〟とそんなところに無題なる足音がやってくる!おのれ何奴珍客め!このラブラブエモー

(●>●)
「邪魔して悪かったなーーダメだ…奥の方まで続いてやがるーー見通しはつかない」

(・A・)
「ありがと。ユッキン」

( ◍_◍ )
「はああああ!?あたしというものがありながらああああ!!」

(・A・)
「どこに嫉妬してんのよ」

( ◍_◍ )
「だいたいこやつ何者!?」
指さし~

(●>●)
「ーー聞いてくれるな、俺はまだまだ謎多き男ーー職業&運命柄そう易々とはーー」

(・A・)
「あ、この人ね、ユッキン・ダールマンーーなんとか」

(●>●)
「8世だ。雪だるまの形してるから覚えやすいだろうが!」

(・A・)
「なんか私立探偵やってるらしくてさ。カッコよくない?俺濱マイク大好きなんだよ」

( ◍_◍ )
「あ、よろしく~。それは頼りになりそ~ぢゃ。一緒にここ出るの頑張ろうね~」
あーしは手を差し出す。

(●>●)
「ーー惚れたぜ」
俺はそんな手を取り、姫の手袋をすすっーーそれからそこに愛の口付けをーー

                           「やめんかいっ」

(・A・)
てな感じで足蹴。ビバ足蹴。
「浮気撮りが浮気になってどーする」
ーーミイラ的な意味で。みんなは意味わかったかな??

(●>●)
「そんなギャグはさておきだーーどうにかしてここからでねーとな」
ーー俺はぱたぱたと衣服に付いた汚れをーーってきったねえ…なんだこの粘着力は…ってそれもそうなんだぜ…ここは生き物の口内だからな…

( ◍_◍ )
「うげーキタね~~!!それになんかクッセえ!!」
ジャージの中から香水及び消臭剤を取り出したもうてしゅっしゅしゅしゅーのしゅ~っっ!ダブルスプレー&スプラアアアッシュ!!

(・A・)
「これもうあれですね。先に進んでみるしかないですよね」

(●>●)
「どちらが口が分かればいいんだがーー」

( ◍_◍ )
「え?てかぶっ壊せば良くない?」
てなもんであーしはもはやお馴染みの«きゃんすと»で壁をぶったたくケドーー効果なし!!いくら叩いても0ダメージ!0ダメージ!しか出ねえ!

(・A・)
「あ。スゲ。どうやってダメージ表記出すんですか?」

( ◍_◍ )
「チラネ お手持ちの設定イジくれば??」

(・A・)
「お手持ちの設定ってなんすか~!勿体ぶらずに教えてくださいよ~」

( ◍_◍ )
「あたしだってしらねえよ!これどーやって出したんだか」【あせあせ】

(●>●)
「ーーおい。乳くってるとこ悪いンだがーーどっちが口だか覚えてる奴ァいるかい??ーーこのままじゃあ自慢の雪肌が茶ばんで糞だるまとしてやっていかなくちゃあならなくなるんだがーー」
俺は帽子を目深に被りーーこいつは難儀だーーそう呟く。

( ◍_◍ )
「何カッコつけてんだコヤツ…ぶん殴ったろかな」

(・A・)
「やめてくださいよ。確かにユッキンで何ダメージ出るのか気になりますけど…カッコつけるのが仕事みたいなところありますからね私立探偵は」

( ◍_◍ )
「あ、コイツ私立探偵やってンのか」

(・A・)
「さっき言ったでしょうよ…」

( ◍_◍ )
「ンじゃジテンこいつが浮気してそーな時、頼むからさ。名刺ちょーだい♡」

(●>●)
「厄介な客人だーーやれやれだぜ…名刺はいくらでもあるーーくれてやるからさっさとここを出よう」
そう言って俺は胸元のポッケから名刺を取り出す。そして差し出しながらーー
「言っとくがこいつは呉越同舟だ。今回の事は依頼なしで協力し合おう」

( ◍_◍ )
あーしは名刺に目を通しながらーー
「あ?何言ってんだ糞玉。お前中身糞玉だなーーもう既に」

(●>●)
「ーー何!?」
ーーそいつは聞き捨てならねえーー一体俺の!俺のどこがーー

(・A・)
「この状況で協力し合うなんて当たり前でしょーが」

( ◍_◍ )
「ナ。イコイコ~。こいつ話長くて敵わんわ」
ーーと、あちしはがっつりジテンの腕に絡みつき
「ね〜何食べる~?」

(・A・)
「いや、デートじゃないんですから」

(●>●)
…そんな感じで固まる俺から遠ざかってゆくーー寒風がぴゅるり~と石達磨となった俺の横を過ぎ去った。固まる俺を置き去りに、彼ら彼女らは歩を進めるーーッ!!

( ◍_◍ )
「何かおすすめある~?」

(・A・)
「知りませんよ。ここクジラの中なんですから」

( ◍_◍ )
「じゃ調べてよ。ホイ。あーしのコスモートフォン」

(・A・)
「出るわけねーでしょ。てか使い方ワカンネーすよ」

( ◍_◍ )
「え~なに〜機械音痴なん~うりうり~」

(・A・)
「なんで機械音痴ならば乳首責められるんすか」

(●>●)
「ちょっと待てお前らーー」

( ◍_◍ )
「ーーどなた?」

(●>●)
「いやいやいや!」

(・A・)
「あやしい奴ですねーー名刺も見せないし」

(●>●)
「さっき見せたぜオイラァ!!」

( ◍_◍ )
「おめーまだいたのかよ…しっし」
とばかりに、あーしは脚で〝あっちいけ〟!!

(●>●)
「当たり前だぜ!こちとらオーゲルに諸共飲み込まれちまったんだからよォ!!」

( ◍_◍ )
「んじゃ、ワームホール生み出して出てけばいんじゃん?宇宙人あちしらは異空間生み出せるんじゃん?」

(●>●)
「何言ってるんだーー自分の身体を丸ごと入れ込める空間スペイスなんて生み出せっこねえだろーー精々物を入れとくので精一杯だぜーー」

( ◍_◍ )
「ああそうだったね。ンジャメナ着いてきなよ。口だか肛門だか分かんねーけどとりあえず出口には案内してやっからよ」

(・A・)
俺は引っかかるーーンジャメナにではなくて。勿論ンジャメナ発言にもおののいたんだがーーそんなここよりあれ?キャンディさんーー

( ◍_◍ )
「ほい~どうしたジテンくん。難しい顔して〜さあ、いこいこ。こんなとこ脱出してクジラの尾頭付き祝いしよっぜ~ッッ」





                           CAN・DAY・A・SORT


                           CAN・DAY・A・SORT



(・A・)
ーーそんな感じで僕たちは宇宙オーゲルの中を進み往きます。やはりほんのり薄暗くーーほんでもってやんわりとくちゃいです(笑)
そんな中、キャンディさんは持ち前の香水やら消臭剤を武器に獣的臭みとの戦いを繰り広げるのですがーーあ、ハンカチ鼻に当ててます。あるんですねお鼻。
ほんでもってユッキンと来たら、壁ーーまあなんて言っていいか分からないので肉壁って呼称しときますが、そこをこつこつ叩いたり、生み出した氷の刃で傷を付けてゆきます。でも大方すぐ完治しちゃうでしょうしーーさっきの0ダメージってそういうことだったんですね…すぐ治っちゃうからこっから出られないんだーー全く宇宙星物ってのはおっか不っ思議~ですね…てか、一方通行なんで通った場所の目印に傷つけてもあんまし意味ないような…はにかむ俺。

(●>●)
「おおっとう!!」
〝つるん〟と俺が滑るーーふっ。しかしてセーフ…ふいい~

(・A・)
ユッキンと俺はサンダル仲間。なんでここは凄い滑りやすいんですよね。

( ◍_◍ )
「足にスパイクつけりゃ~いいじゃね~か。おめー氷生み出せんだからよ」

(・A・)
って、俺の心を透かしてユッキンに語りかけ。

(●>●)
「ばかやろーそんな事したらオーゲルさんが可哀想だろうがーー」

( ◍_◍ )
「いや、あんた壁に傷つけんのはいいんかよ」
ケラケラーとあーしはお腹抱え(笑)

(●>●)
「これはあれだぜーーフェイクってかーー単なる格好つけ…ポーズなんだからよ」

(・A・)
「いいなあ二人とも…そういうの生み出せてーー」

( ◍_◍ )
「あ? おめーさんも生み出せるでしょうがいーー」
とあーしはジテンの片足を素早く持ち上げるッ!!

(・A・)
「うわっとっと!!」
バランスを崩す俺。生み出せるーー?俺が??
スローモーションになる中、俺の耳に「オメーには光があんだろって」キャンディさんの一声。
「うおおおおおッ!ひッーー光ーーッ!?」
転がりこけようとした瞬間、俺の足元にまばゆい光と温かさ。俺はそれを目の端とそこから感じる温かみで捉える。同時。ーーなにゆえ俺はバランス崩してないのーー?って思いに駆られて足元を見ると、やっぱりまばゆい。そこをひっくり返そうとするも、何かが引っかかっていてめくれない。なので俺はゆっくりと足を持ち上げるーーするとどうだ。ねっとりとした赤い血液がーーヘモグロビン!?ってそこじゃあなくて、俺の足の底にいつもの十字光が!!これがとっかかりになって滑るのを免れたんだ!!
「これだけでもーー生み出せるんだ…」
何も星座のテイを取らなくても。この十字光…漫画的な表現は出てくれるんだ…

( ◍_◍ )
「な。言ったろーー自分で自分の力の使い方を限定すんな。変な制限や役割や、格好つけて上手くやろうとしなくたっていい」

(●>●)
「ぎく」

( ◍_◍ )
おめーの事を言ってんじゃーーそれもあるけども。

(●>●)
「ぐさぐさーー」

(・A・)
そう言ってユッキンはへたり込む。丁度色々な漂着物のある辺りにだ。オーゲルは食いしん坊なのか、歩く最中色んな漂流物がある。それはさっきの古物商の物品だけの話じゃあなくて。とにかく色々なもの。何かの骨や看板?みたいな宇宙文字書かれた縦長の分厚い板や、両手を差し出した白スーツのおじさーーってえ!?これカーネルサンダースじゃねーの?って近くば行ってご覧じてみるけど、ビミョ~に違う…

( ◍_◍ )
「まんでも一人で抱え込まず、迷ったらあたしらに相談するんだぞーー」
って、格好つけてみたけれども、ど頭噛んじまったので、あたしのキャラクター的におしもに流れ込んでとくかッ!っつて、ジテンの顔を私の大事な部分にこそげぶつける。

(・A・)
「ぶぶぶぶーーな、なして」

(●>●)
「ほらよ」
そう言って俺はジテンにタスキを掛ける。どこにあったのかって?
さっきの漂流物の辺りさ。

(・A・)
「どどど、どうりでーー」
さっきからガサゴソやってると思ったぜ。

(●>●)
それから俺はジテン隊長の肩をポンと叩いて以て
「頼むぜ、本日の主役」

(・A・)
「おうよォ」
ーー言ってみたかったアニメのセリフ。あ、あいよだったか。まあいいや。それは別の機会に取っておくとしてーー

(●>●)
「そして親愛なる本日の主役さんよーー俺たちの未来出口は一体どっちになるんだぃ」

(・A・)
俺はタスキを整え直してこう言う。
「決まってるでしょ〜!」
指掲げ!!
「俺たちの進む先だぁい!」
と言って走り出す。

( ◍_◍ )
「やれやれだわーー」
アメリカンホームコメディ調の奥さん調にリアクション。

(●>●)
「着いて行くかーー」
旦那ジテンの姿を追うがーーそこには居なーー居た。奥の方で木箱に張り付いてやがる…

(・A・)
「いででででーー」
なんかにつんのめったーーかっこつかね~と私は今さめざめと泣いております、重力を無視して涙が下に向けてーーあ、無視してねーのか。木箱にぶつかってからに、ひらひらのぺらぺらになった俺を二人がよいしょとひっぺがし、俺の肛門にキャンディさんが息を吹き込んで、膨らましてくれる。ちょいと。ストロー噛ましておくんなはれ。直送りは刺激が強すぎるーー
「って、どこまで膨らましてんすか!!」

( ◍_◍ )
「にははは~」

(・A・)
と、キャンディさんが扇子を持ってはしゃいでいる。扇子のマークはなんかの惑星っぽいなコラ。日の本の赤に当たるところに、ピンク色の惑星が描かれている。

ーーと、俺はそんな様子を上から見ている。…なんでかっつーと浮かんでっからだよ!!

                                           

・A・)
「空気送り込まれ過ぎてふわふわ浮かんでっからだよ!!」

                                 〝バーン!!〟

俺の後ろに大きな書き文字。バーンつーかバルーン!じゃいこれ!!

( ◍_◍ )
「ふははは!!ウマイウマイ!!」

(・A・)
「おろしてえええ!!超おろしてよおおおお!!」

(●>●)
「お前がこけたのはどうやらこれが原因みてーだな」

(・A・)
ユッキンが何か長い何かを見せつけてくるけどそれどころじゃねええええええ!!ぴとって背中になまあたたーーうぎゃぴいいい!!肉壁天井くっついておりますぞよおおおおお!!うわああああ今しがたおしりがくっつきましたああああ…あ。落ち着いてきたらちょっぴりキモチイイ…

( ◍_◍ )
「降ろしてやって」

(●>●)
「あいよゥ」

(・A・)
あー!カッコイイセリフなんだ~!俺が言いたかったなあああってちょっと待ってなんですかそのーー
「氷の刃ゥワアアアアアア!!」

(●>●)
「何って氷刃剣、クールブレードだ」

(・A・)
「あああああそういう事じゃなくて何する気というか名前に準えてクールってかクーリングオフしてええええ!!」
そんなんに斬られるくらいなら先程の十字光で十字光で自ら割っ捌いたろかしらあああでも勇気出ねえええまごまごおお

( ◍_◍ )
「意気地無えな~」
ってな感じでユッキンが拾った棒をするすると抜いて、そのままジテンにぶん投げ~ッッ!!

(・A・)
「いやああああああああああああ」
ーーそれ刀だったのねえええええええ!!くるくる遠心力増して襲い来ぷすり。俺の額にぷすり。

しゅうううううううううううううううううううッ!!ぶすんばん!ぼびん!!でべこんでべこん!!

…そこから吹き出した空気で俺は至る所にぶつかってぶつかってぶつかっていやああああああああ!!

                                  〝ずかっ〟

( ◍_◍ )
「気は済んだ?」

(・A・)
…俺の額を踏みつけてくれたキャンディさんのお陰で俺はでもこれって大概マッチポンプであでも逆らったらあれなんで
「はい。済みました」

(●>●)
「ほれ。お前の大事なブツだ」

(・A・)
ってユッキンが刀と鞘を渡してくるけど、え?これもう俺のなん?
                         

                       
                          CAN・DAY・A・SORT



                           CAN・DAY・A・SORT


(・A・)
とぼとぼ歩いてるの飽きたので、ここらで俺は一発奇芸を披露しようと思います。
「みなさーん!!」

(●>●)
「おう、どうした本日の主役!!」

(・A・)
「いや、いいシーンだったのに、めちゃめちゃイジって来ますやん」

(●>●)
「別にイジってはいないが…」

(・A・)
「はあいそれではご注目~今から私が大好きな漫画のワンシーンを見事演じてみせようと思いまする~みなさま盛大なる拍手を~」
ユッキンがいつもコイツこんな感じなん?ってキャンディさんに振り向く。キャンディさん首傾げ。

(・A・)
「うんとね。剣豪キャラでさ、とある街の刀屋で妖刀に出逢うのよ」

( ◍_◍ )
「ふむふむ」

(・A・)
「で、自分の運命かこの妖刀の妖気の方が強いのかって、刀ぶん投げて、自分の腕を差し出すのよ」

(●>●)
「おいおい。痛えじゃねえか。やるねえーーン?てか、地球人は治りが遅いんだろーー?」

(・A・)
「いんや。それどころじゃねーのさ。腕なんて一度切れたら治らないから。くっつかないから」

(●>●)
「正気かよ!!おいおいハードボイルドすぎやしねえか!?」

(・A・)
「うん。ほんで、見事刀の峰の部分がするりと抜けてーー事なきを得るのよ」

(●>●)
「しっ痺れるッーー!!」

( ◍_◍ )
…興味無いからそこら辺漁ってよ。

(●>●)
「そッ!それで!?それでその男はどうなったんだ!!」

(・A・)
「ふふふーー皆まで言うな皆まで言うな…それを今から再現しようと言うのではないか」

(●>●)
「う、うおおお!よだれが!!俺はこういうハードボイルドな話に弱いんだッ!早く続きをーーッ」

(・A・)
俺は刀を上にぶん投げるーー天井の肉壁に刺さらぬよう最新の注意を払ってだ。力加減を的確にーーほうれ刺さらずとも落ちてきたーーそして俺の腕にするーー

                             〝ずばんッ!!〟

                      …腕斬れちゃいました…

(・A・)
「いぐわああああああああああああああああ!!」

(●>●)
「そッそう言ったのかあああそう言ったのかあああ!!」

(・A・)【しくしく】
「あ、うんと、えと違くて…これをもらーー」

( ◍_◍ )
「貰っていくーーだろ?」

(・A・)
「あひあひ…」
俺は大慌で腕をくっつける癒着しますように癒着しますように変な菌とか入ってきませんようにいいいいい

(●>●)
「知っているのかキャンディ」

( ◍_◍ )
「ワンピースくらいはね」

(・A・)
「そう言えば地球の物って〝ふー〟そのほとんどが〝ふー〟宇宙から来たものなんですのねッ!!」
俺は傷口に息を吹きかけながらッ!!

( ◍_◍ )
「いんにゃ?ワンピースは地球由来の物さ。宇宙まで結構轟いてるよ?」

(・A・)
「ふおおおお!さてはエネルの仕業だなーー」
てな感じではしゃいでいると、どこからともなく例の気配ーー

(・A・)
「キャンディさん!黒いオーラだ!!」

( ◍_◍ )
「なにィ!?」

(●>●)
「なんだいその黒いオーラってのはーー」
と尋ねるが早いかそちらが早いかーーオーゲルのあちらこちらに存在する品物が浮かび上がるーー
「これかーー」
だが黒いオーラとは?一体全体俺には何もーー
と思っている瞬間に俺の方へカットラスが飛んでくる!!
俺は避ける。しかしあまりの事に少しだけ頬元を掠める!

( ◍_◍ )
「オーゲルかッ!!」
とあーしは迎撃体制準備万端ッ!きゃんすと抱えてさあ行くぞッ!!

(・A・)
「違うよッ!オーゲルには嫌な気はしないッ!なんか、そこらの木箱とかにしかオーラは感じないッ!!」

(●>●)
「なんだかよく分からんが飛んでくるもんを片っ端からぶっ壊していけばいいんだなーー」

(・A・)
「頼むッ!!」

(●>●)
「了解ーーガサ入れは得意でねーー」
俺は両手に氷塊を生み出し、飛んでくるものに備える。トゲトゲ鋭利な鋭利な氷の塊をーーッ!!

                                 『喰らえッ!!』

          『アイシクル・スパイク・ツイニー!!』

(●>●)
ーー俺が襲い来る得物共を蹴散らしたところでーー今回はお開きーー待て次回ーー!!

お願いシマチューホームズ行ったことない! うそ! ホントはあるかも! 断定しかねる!!