AIで仙台に活気を！ ーSENDAI X-TECH BUSINESS BUILDで採択されました
2021年1月15日・16日に開催された、「SENDAI X-TECH BUSINESS BUILD」に応募したアイデアが採択されました！今回は提案したアイデアをご紹介します。
SENDAI X-TECH BUSINESS BUILDとは？
さまざまな産業×IT（X-TECH）による新事業の創出やそれをリードする人材の育成・交流により、テクノロジーの力で次々とイノベーションが生み出される都市を目指し、取り組みを進めてきた仙台市が、さらなる社会実装を目指し「SENDAI X-TECH Innovation Project」を発足。
今回は、仙台をモデルケースとして、東北楽天ゴールデンイーグルス・ベガルタ仙台・ハミングバードインターナショナルとコラボし、ニューノーマル時代のビジネスへとアップデートするための42件の事業アイデアが応募されました。
AIで仙台を活気ある街へ！ミヤックスの提案
今回提案したアイデアのテーマは「また行きたい！活気溢れる街・仙台」。
今回は地元の飲食店「ハミングバード・インターナショナル」様をターゲットに、コロナ禍で賑わいが減った仙台の街を”飲食店のDX化”で元気を取り戻します。
”仙台の街を元気にするにはどうしたらいい？”アイデアを出し合いました
街を元気にするには、まず街に人が来なければいけません。
何度も行きたくなる素敵な場所がたくさんあれば、さらにその近隣にも足を運ぶきっかけになります。そうして訪れる人が増えることで、仙台の街に活気を取り戻すことができるのではないかと考えました。
活気溢れる街へのサイクル
AI×飲食店で、顧客ニーズに的確に対応！？
また行きたい店はどのような店でしょう。
料理がおいしい？雰囲気が良い？素敵な店員さんがいる？いろいろ考えられます。
①発注やシフト決めなどの事務作業・裏方作業の時間を減らし、お客様に直接関わる仕事を増やす。②お客様の声を分析しお客様がより求めるコトを見つける。この２つが特に重要ではないかと考えました。
ここからは、具体的にどんな取り組みをして、どのような効果が得られるかをすごしだけご紹介します。
①AI予測でムダをなくす！
お店のPOSレジと連携することで、様々な予測をすることができます。
来客予測
その日「何人」のお客さんが「何時」に来店するのかがわかれば、来客数に合わせたシフト組みが可能に。必要な時間に必要なだけ人材を当てることができるようになります。
売上予測
どの「時間」に「何が売れるか」を予測ができれば、それに合わせた量の仕込みをすることで、廃棄ロスの削減・提供時間の短縮・回転率UPにつながります。
併売分析
どんな商品が一緒に売れているかがわかります。これをもとにセット商品の開発や宣伝、お客様へのオススメで客単価アップに！
②お客様の声から分析！
アンケートもデジタル化！QRコードで簡単に回答・分析します。
アンケート分析
回答は自動でグラフ化。年齢別、時間帯別など、回答の関係性も簡単に表示できるため、お店の強み・弱みも一目でわかります。
③AI人材がしっかりフォロー
ミヤックスでは、AIリテラシーを持つ学生を教育するため、2018年より東北大学で「専門知識不要なAI教育」を支援。学生と共に、地域企業の課題をAIで解決するプロジェクトを実施中です。
今回はデータの見方や、データを店にどう活かしていくかの課題を、ミヤックスでインターンをしている東北大学生・T君 と一緒に解決していきます。
【さいごに】実装に向けて取り組み中
2021年3月上旬に、実際にハミングバードインターナショナルさんの１店舗にAIを導入し、現在徐々にデータが収集され始めました。
これからどんな結果が出るのか、私たちも楽しみです！
……・・・………・・・………・・・………・・・………・・・………・・・
次の報告をお楽しみに！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？