【キス釣り】初の夕まずめ
7月20日(土) /晴れ/気温33°/水温⁇
三重県伊勢市二見周辺
?潮/満潮??
実釣16:00〜18:30
シロギス12匹
ゼンメ多数(リリース)
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7月20日の夕方。
なにはなくとも投げに行きたい欲求に駆られて、朝から子どもをプールに連れて行った後、いつものサーフに来ている。
朝活派の私だが、夕まずめにもキスは釣れるのかという、気分はパトロールである。
朝から行く時は、できるだけ全力で投げ、最高効率を求め、自分なりに工夫して釣っていくが、今回は日没までの時間も短いので釣果にこだわらず、普段わざわざやらないネガティブな要素を試してみた。
①仕掛けの鈍り
砂地を長距離引きずってくるキス釣りでは、針先の消耗がかなり激しいと言う。
中には2〜3投で仕掛けを替える人もいるとのことで、今回は、前に半日使った仕掛けをそのまま使ってみて針掛りにどれほど影響があるか試すことにした。
②近投
近くで釣ることができれば、手返し良く、効率良く釣果があげられる。
分かっていても、投げるとなれば、練習も兼ねてなるべく飛ばしたいのが平常。
この日は風速3mほどの横風というのもあり、遠投にこだわらず、3色投げて2色以下も丁寧に探ってみることにした。
③キスは足で釣れ
基本中の基本らしいが、面倒がっていつも素バリを引かないかぎりは釣り座を変えない。
今回は3投ごとに横に30mほど動きその重要性を確認することにした。
さて、実釣。
日中のうだるような暑さも、海沿いでは良い風が吹き幾分かマシである。
前回使った針7本中1本伸ばされたナマクラ仕掛けを装着し、餌をつけ試し投げ。
この時間しか来ることができなかったので、潮も調べずに来たが、八部の満潮。
16:00、夕まずめの入口、条件は良さそうだ。
4色と3色の間でアタリが頻発。
いきなり2尾のシロギスとゼンメが2尾釣れた。早朝にこだわらずともシロギスは釣れるようだ。
続いて、弾道が低すぎるキャストミス。
3色しか飛ばなかったので2色終わりまで探る。今度は単発だが、また釣れた。
100m付近と50m付近に群れを感じ、アタリがあった距離以外は早巻きで飛ばしていく。
それぞれにアタリを感じ、2匹釣る。
検証の為、もう一投。
遠くのポイントで、アタリを感じ、もう1匹。これで群れが散ったと想定して、移動。
一投目、いきなり4連。
フレッシュな群れを捉えることができたと実感。移動って大事なんだなと感じざるを得ない結果であった。
1時間ほど続けていると、近投でのアタリがほぼなくなったので、巻き取りを早める。
横にも縦にも、見切りが大切な釣りだと再確認することができた。
ナマクラ仕掛けはというと、明らかにゴカイが刺しにくくなり、巻き取り中に針外れを感じるようになってきた。
アタるがのらないケースも多く、こちらも早めの交換が必要だと感じた。
終盤、横風が真正面からの向かい風に変わるのを感じ、少し投げやすくなってきた。
ラストの一投は全力で竿を振る。
振ると言うよりも、野球の投球のように、下半身の蹴り出しに意識を置いてみた。
すると、向かい風にも関わらず5色を出し切ることができた。
満足である。
話は変わるが、友人向けの別のSNSに#やろうよ投げ釣り とハッシュタグをつけて、遠投(投稿)を続けていたら、まんまとピンギス(初心者)が2匹釣れてしまった。
次回はその2人と釣りにいけるのが楽しみでならない。
広いサーフを歩き、どこかしこに居る魚がゆえに、釣り座を奪りあわなくていいのもキス釣りの良いところである。
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