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2回目のキス釣り

6月9日(日) /雨/気温15°/水温⁇
三重県伊勢市二見周辺
中潮/満潮6:50
実釣6:00〜9:00
シロギス19匹

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6月9日早朝。キス釣りデビューから2週間たったこの日、前回訪れた二見のサーフに来ている。

天気予報は残念ながら雨、来るか迷うほど降っていたが、釣り場に着いた瞬間に雨が上がった。

早速準備にとりかかる。
今回は、釣りに来たというよりも、練習をしにきたという心持ちであった。

前回のデビュー戦で、偶然出会った師匠に教えてもらったことを試しにきたという気持ちが強い。
あとは単純に竿を振り、遠くへ投げる練習をやりたくて仕方がない。本当は先週も来たかったぐらいだ。
・・・良い感じにハマってしまったようだ。

さて、まずは仕掛けである。
前回言われたことまとめると、
・チカライトをPEに変えろ
・半誘導の天秤を使え
・針は50本仕掛けを好きな本数切って使え
だった。
・竿は良く振れると風切り音が変わる
である。

全て言われた通りに変えてみる。
それらを家で組んでいる時もワクワクして仕方がなかった。

毎日、毎週練習できるわけではないので、要点を絞って取り組もうと思っているので、釣り座は前回と同じにした。
ここならかけ上がりのポイントは分かる。

・チカライトをPEに変えろ
・半誘導の天秤を使え

この2点はアタリの感度にまつわる助言だった。前回の釣行は、固定式のL型天秤に、ナイロンのテーパーライン。風もあったのでアタリなど全く分からず、巻いてくると小さいキスがたまたまついてきたという具合であった。

一投目。スリークウォーターで軽く投げる。
チカライトを結び直したので、結束に不安があった。3色は出た。
結び目は大丈夫そうだった。
3色終わりにかけ上がりあり。前回はここでステイして、針にかけていたようなイメージがある。
巻いてくるとオモリに負荷がかかった。すると、
コツ、コツ、コツン!
アタリだ。前回一度も感じなかった、アタリが明確にある。
コツン!
まただ。こんなにアタリが分かるのかと衝撃を受ける。そして楽しい。

アタリとサイズの感じを確かめるため、巻き取り。なんと15cmほどのキスを頭に4匹かかっていた。た、楽しい。

しかし、興奮気味に砂浜に引き上げると、仕掛けが絡まっている。

3つ目の助言。

・針は50本仕掛けを好きな本数切って使え

に倣って、50本針仕掛けから、針を5本の仕掛けにチャレンジしていた。
4匹も付いていることから、着水で絡んだという感じはしない。前回のクセで、ステイの時間が長く、針がかりしたキスが暴れて絡まったような気がして、次からは速度を落としても巻き続けようと決めた。

いつ雨が降ってもおかしくないので、どんどん投げる。その度に仕掛けの置き方、竿の振り方をチェックする。
その度に2〜3匹、波打ち際から上がってくる。
白泡の飛沫の中から、さて、何匹付いているかなと目を凝らすのが楽しい。

10数投したであろうか。午前9時にパラっと粒の大きな雨が降り出した。
濡れてもいいぐらいの気持ちで来ていたが、クーラーボックスには19匹のシロギス達。
道具もさほど濡らしていないので、終わろうかと思い、気合いを入れてラスト一投。

バチンと音がして、竿先がフッと軽くなる。
ベールが閉まって、急ブレーキがかかって仕掛けを飛ばしてしまった。
何釣りでも時々やってしまうこの現象。
幸い、チカライトは無事で、スナップの結び目で切れたようだ。

ムキになって、組み直そうか考えたが、頃合いだと思い納竿とした。

#キス釣り #投げ釣り #アウトドア #釣りを語ろう #エッセイ #アウトドアエッセイ

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