aso_kopeta

北海道。パンが好きです。Twitter→@aso_kopeta

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最近の記事

【サンド屋Hanke開業日記①】開業決断までの10日間

『空き店舗があるんだけど、興味あるかな?』 2020年2月3日。 突然のメッセージだった。 間借りサンドイッチ屋ASOSANDとしてお世話になっていたゲストハウスwayaの経営者である、木村さんからの連絡だ。 正直、あまりに急すぎて、何も考えられなかった。 でもせっかくいただいた紹介物件だ。 とりあえず、ひとつの経験として一旦見てみよう。ということで 「興味あります!」と返事をした。 そんな、ある日突然舞い降りたきっかけを、 “とりあえず” 掴んでみた。 【

    • 父への相談

      今日、父親に会ってきた。 前の記事でも書いたが、ぼくら親子は何か用がない限りは会わない。今回も、最後に会ったのは去年の5月。半年ぶりくらいか。 「メシ行きませんか」 とぼくからメッセージを送った。 正直に言うと、このメッセージを打つのも少し緊張する間柄だ。仲が悪いわけではないんだけれど、なんせ昔からお互いに無口だったので会話という会話をしてこなかった。そんな関係。 今回は、ぼくが父親に相談したいことがあって連絡した。 今ぼくは間借りでサンドイッチ屋をやっていて、そ

      • Birthday

        今日は誕生日。27歳になった。 いまは23時過ぎ。ちょっと酔っている。 昼間はいつも通りサンドイッチ屋さんのおしごとだった。 誕生日だけどなにも予定は入っていなかったし、いつもと同じ。特になにか期待はしていなかった。お客さんいっぱい来たらいいなあ。 オープンしてからすぐ1組目のお客さんがきて、あつあつのクロックムッシュを焼いてカット。仕上げのブラックペッパーをがりがりと挽いていた。そのとき。 がちゃり、 とドアが開いて、そこにいるはずのない人がひょっこり顔を覗かせ

        • 天気雨

          初めに言っておくけど、今のぼくは非常に情緒が不安定だ 今朝のこと。 木曜日だからいつものように食材や道具の準備を済ませて家を出ようとしたときだった。スマホにメッセージが届いていた。 LINEならともかく、それはメッセージ(電話番号に届くやつ)だった。 となると、ぼくはもう送り主が誰であるかを察してしまう。 母親だ。 知ってる人は知っていると思うが、ぼくは母親の過干渉に耐えられず去年家を出た。 縁を切ろうとまでは思ってなくて、ただ物理的に距離を置きたかったので、LI

        【サンド屋Hanke開業日記①】開業決断までの10日間

          ぼくと父親の関係

          今日、父に会ってきた。 いつぶりだろう、と思い返すと 前に会ったのは去年の8月。およそ10ヶ月ぶりくらいか。 その時は国保に入るための保険証コピーをもらいに行ったんだった。 父とはそういった書類関係の事務的な用事でしか会うことはない。 それがぼくと父親の関係。 父は4年前に母親と別居を始めた。 そのときのことは今でもよく覚えてるのだけれど、 突然「現住所おしえて。」と連絡がきて、部屋を借りるから、ということでぼくが父親の保証人になった。 そのあと電

          ぼくと父親の関係

          止まって動いて、動けない

          春になって札幌に帰ってきた。 いま自分は間借りサンドイッチ屋を始めようとしている。 結論から言うと、少しもやもやしているというか、そう、動けないでいる。 謎の無気力感におそわれている状態。 この1年間、ふらふらと旅をしていた。 旅というと聞こえはいいけれど、実際のところ現実逃避というやつだ。 確かにすごく楽しかったし、色んな人に出会って、世界が大きくひらけた1年だった。間違いなく自分の人生にとってプラスになったと言っていいだろう。 けれど、色んなものから逃げ続け

          止まって動いて、動けない

          ぼくと母親。

          「無事?」 しばらくぶりに母親にメッセージを送った。 地元札幌でそこそこ大きな地震があったからだ 正直に言うと、それを送るか、迷った。 ぼくは去年の4月に家を出た。 過干渉でややヒステリックな母親の存在に耐えられなくて、自分が壊れそうになったのだ。 行き先も告げずに家を出て、この1年、物理的に距離を置いた。それからはたまに荷物を取りに実家に帰ったときに顔を合わす程度。 こちらとしてはちょうどいい(少なくとも前よりはずっといい)距離感だな、と思っていた。とても生きやす

          ぼくと母親。

          旅する老夫婦

          「麻生さんって言うの?大臣さんの名前やねえ」 リゾートバイトで働いてる長崎県雲仙のホテルバイキング会場で、下膳中、お客さんに声をかけられた。 60代くらいの、でもとても生き生きとした老夫婦だった。 そうなんですよ〜、血縁ではないんですけどね笑 「どこの人?」 北海道の札幌です! 「札幌!そうなの〜」 派遣でバイトしてるんです。 あちこち旅しながら、色んなところで。 「あらー素敵ね。 私もね、旅が好きで、 世界86カ国に行ったのよ。」 86!!?それはすごいで

          旅する老夫婦

          パン屋構想そのいち。

          「パン屋になる」 と決めてからまだまだ日が浅いけど、 実際にどんなお店をつくりたいと思ってるか、現段階での構想をここで言葉にしてみたいと思います。 最初なのでできるかできないかはひとまずおいといて、まずは理想を洗い出します。 ①極力自分ひとりで。暮らしに仕事を合わせる大きな店で大量生産するのではなく、小さく、あくまで自分ひとりでまわせるミニマルなお店にしたいなと思っています。 理由はいくつかあって、まず大量生産するとなるとたくさんの従業員を雇わなければいけません。 そ

          パン屋構想そのいち。

          あそうの「あ、そう。」

          夜中の2時。 どうにも今夜は眠れない TwitterではサッカーのW杯が大盛り上がりしてるけど、残念ながらぼくは普段からテレビを見ないし、申し訳ないけどあまり興味がない。 見たら見たで面白いんだろうけどね。今日は何サコが半端なかったのかだけ教えて世界。 さてと、眠れない夜。 なんとなく初noteを使ってみた。 なにをしようか。 ちょっと頭の中を整理するのに使ってもいいだろうか。 ぼくの頭の中はいつだってこんがらがってる。 今だってこんがらがってるのだ。 わかる人

          あそうの「あ、そう。」