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by -街-

1年間過ごしたノルウェーの景色を、自分だけのものにするのがもったいなくて、カレンダーをつくりました。

★ by -街-(卓上スタンド付き、税込1,320円)
別途送料がかかります。1部の場合は250円、まとめて複数部の場合は600円。
2022年1月10日(月)までの限定販売です。

このカレンダーのテーマは『街』。

私が1年間過ごした街、首都オスロに次ぐノルウェー第二の都市とも言われるベルゲン。大西洋に面した港町は、かつてハンザ(商人の同盟)の拠点にもなり、干し鱈等を輸出していたブリッゲン(Bryggen)の倉庫群は世界文化遺産に指定されています。

そんな街があるとは全然知らずに、ノルウェーに住むためのVISAを申請していた私。あるとき、たまたまテレビで知ったベルゲンをネットで調べ、ベルゲンの風景(フロイエンという山からの景色)を見て「私、ここに住む!」と決めたのでした。

何の縁もないまま降り立ったベルゲンで、ここに縁があったんだなぁと思える出会い・景色がたくさんありました。このカレンダーに選んだ風景は、いつでも私にそんな思いを思い出させてくれる風景です。

カレンダーは写真のみなので、ここにカレンダーに採用した写真について、コメントを添えておきたいと思います。

januar ヤヌアール -1月-

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細々してわかりにくいけど、雪化粧のベルゲンの街。白く雪を被った家々がおもちゃみたいにかわいくて、山に登っている途中に撮ったのでした。
ノルウェーでは、冬になると雪に足跡が残りやすいので、散歩や山道も人が歩いた跡を歩くことによって、普段自分では行かないところにも行けて、探検しやすかったです。
が、なぜココを行く?!という道、多数です。獣道ならぬ「ノルウェー人みち」(と、友達と私は呼んでました)、侮ることなかれ。そう肝に命じた2021年2月10日の1枚。

februar フェブリュアール -2月-

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2021年4月17日、フィヨルドにシャチの群れが来ている!という情報を元にロードトリップに連れて行ってもらったとき、途中の滝の観光スポットから。滝はカメラを向けている私の背後で壮大に流れているのですが、正面に一部氷河を臨んだ田舎の風景が、なんともノルウェーっぽく。山の感じも、家も、全てがここならでは!の風景で、大好きです。

mars マーシュ -3月-

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ベルゲンの中心地・フェストプラッセン(Festplassen)にて、私の誕生日の日に撮った1枚。バスのターミナルも近いので、ここは1年を通して人も鳥(鴨や鳩やカモメ)も集まる、賑やかな場所です。ベルゲンは常に天候が悪いことで有名なので、自分の誕生日が快晴だというだけで、全ベルゲンに貢献したような晴れ晴れした気分になりました(笑)

april アプリール -4月-

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ベルゲンの7つの山の1つ、Fløyenから2021年7月21日の写真。ここから見る街の景色は、どんな季節も、どんな時間帯も最高!とは言っても、私は昼間か夕暮れにしか行ったことなかったけど。正面の楽譜は、きっとグリーグが作曲したもののはず...だけど、いろんな人に聞いても結局どういう曲か未だわからぬまま。

mai マイ -5月-

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ビーバーネン(Bybanen・市内の路面電車)で空港方面に向かう途中、スレッテン(Sletten)の湖畔の公園にて、2021年7月7日の1枚。ここはいつでもトレーニングをしたり、日光浴をしたり、家族でピクニックをしたりと賑やかな場所なのですが、この日は平日の午前中だったこともありとっても静か。白鳥たちが優雅に泳いでいるこの感じもまた、ノルウェーの日常だなぁ。
よくよく思い出すと、この日は朝からコロナのワクチンを打ちに出かけたものの、帰りにBybanenが止まってしまい、結構な距離を歩いて帰る途中で撮った1枚でした。

juni ユーニ -6月-

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2020年8月23日、ベルゲン空港に到着し、10日間の自主隔離期間を経て、初めて街を散策した、記念すべき日の写真。久しぶりの外国、初めてのノルウェー、文字通り右も左もわからぬまま、電車も反対方向に乗りそうに。この日は曇っていたけど、待ち合わせしたベルゲンの先輩と散歩しているうちに日が差してきて「幸先いいな〜」と感じた瞬間でした。

juli ユーリ -7月-

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ベルゲンと言えば港、ボート。もっと大きな貨物船や旅客船が泊まる港もあるけれど、個人のボートが集う小さな港もまたベルゲンらしい風景の一つ。これは2021年5月17日、ノルウェーの憲法記念日で国中が最も盛り上がる日の1枚。多少ボートが出払っているのは、きっとお祝いのボートパレードに出かけたからなんでしょう。

august アウグストゥ -8月-

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こちらも2021年5月17日、ノルウェーの憲法記念日の1枚。上の7月の写真の、ちょうど反対側あたりから撮った写真です。青く光る入江の水の上を、お祝いのボートが走っていく。ここはなぜかやたらカラフルな集合住宅が目立つ、フロリーダ(Florida)という市内電車の停留所の近く。なぜFlorida⁇と常々思っているのだけど、この謎でカラフルな市街地もベルゲンの別な顔。

september セプテンベル -9月-

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こちらが「ザ・ベルゲン」な伝統的な風景の一つ。2021年8月5日に、船に乗って郊外へ出かけたとき、船上から撮ったブリッゲン(Bryggen)です。郊外に出かけるにはバスのほうが本数が多く楽は楽なのだけど、せっかくならフェリーに乗りたい!と、敢えて朝早く起きてフェリーに乗りました。まだ夏休み期間で通勤の人が少なかったため、この日の乗客は友達と私と、あと一人くらい...?そんな日にフェリーを動かしてくれた乗務員さん、ありがとう。

oktober オクトーベル -10月-

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世界文化遺産ブリッゲン(Bryggen)の真裏。ブリッゲンの正面からの写真はポストカードなどいくらでもあるけれど、実は後ろから撮った写真はない。
カラフルな木造の家々が重なり合って並ぶこの素敵な風景は、ベルゲンに住んでいる人だから見る角度かもしれないなぁと思いながら、友達とベンチに座って、手づくりのケーキを食べながらおしゃべりした。2021年8月2日の1枚です。

november ノヴェンベル -11月-

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西ノルウェーと言えば羊!と言えるくらい、ベルゲン近郊には羊さんたちがたくさんいます。バスに乗っても、ちょっと郊外に行けば羊たちが草を食む姿に遭遇できます。
ここはガムレハウゲン(Gamlehaugen)という、ノルウェー王室のかつての別荘地。割と街中で羊を眺められる癒しスポットです。まだまだ寒さの残る2021年3月4日の1枚。

december ディセンベル -12月-

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日が短くなって来たブリッゲン(Bryggen)周辺、2020年10月27日の1枚です。雲に反射する光と、海に反射する光と。真冬はまだこれからなのに、なんだか冬を思わせる風景で12月に選びました。どんな季節でも、カラフルな三角屋根がかわいいブリッゲン。この街の代表的な景色が、ここで頑張った日々のこと、ここで頑張っている友たちのことを私に思い出させてくれます。

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カレンダーは、4つのテーマで制作しています。

★ himmel -空-(A3壁掛け、税込2,310円)
★ vann -水-(2L卓上リング、税込1,650円)
★ by -街-(卓上スタンド付き、税込1,320円)
★ natur -自然-(卓上スタンド付き、税込1,320円)

他のカレンダーは、こちらからご覧ください。


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