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それ、言う必要ある?

こんにちは☀️
夏にすっかりやられて毎日かったるいわたしです。

このnoteを始めてから1年たったようです、めでたい🎉
さて、本日もブチ切れお気持ち表明をしていこうかと思います。

今日はタイトルにもした【それ、言う必要ある?】って話。

人より詳しい情報を知っていたり、人より先になにかしらの告知事項を聞いたりした時、あなたはどうしますか?

まぁ、人に自慢したい気持ちも分かります。
それ俺(わたし)知ってるし!とマウントとりたいのも人の本能でしょう。

でもそれが、誰かに損な情報だったら?

仮に、A(バンド)の新譜が○月○日に出る、という話があったとしましょう。
ファンからしたら嬉しい内容だし、誰かと喜びを共有したくなるかもしれません。
そしてあなたは、知り合いのAのファンにそれを話します。
その知り合いも、またその知り合いにそれを話し、どんどん信憑性を増しながらこの話はAのファンみんなが知るところとなりました。

そして○月○日に、新譜が出なかったとしたら。
"Aはファンを裏切った"となるでしょうね。
のっぴきならない事情があって遅れたのかもしれないし、そもそもその日に新譜を出す予定などなかったのかもしれない。
でも、Aに対するファンの評価は下がります。

なんならそんな不義理なバンドもういいや、と離れる人も出てくるかもしれません。

これ、誰が得します?

また別の例を出しましょう。

あなたは自分の会社が新しい取引先に営業しているという噂を聞きました。
たまたまその相手先に友人が勤務していたあなたは、飲みの席でそれを話します。
友人はその話を知らなかったため、翌日出社してから同僚に聞いてみました。
もちろん同僚もそんな話は知らない、なので別の人に聞いてみました……と繰り返し、社内の重要なポストの人々にその噂が伝わります。

実際に営業されていたその社の人たちは「まだ確定もしていない情報をベラベラ喋る社員がいるような会社は信用に値しない」と判断し、取引しないことに決めました。

さて、この話でも誰が得をしましたか?
そして、誰が損をしたでしょうか。

小学生の頃から「○ちゃんがあなたの悪口を言ってたよ」とか、「○くんが○ちゃんを好きなんだって」とか、こういう本当にしょうもない情報を散らばらせるのが好きな人は身の回りにいました。

○ちゃんだって、周りの空気に合わせて「そうだよね」と言っただけかもしれないのに、悪口を言った戦犯にされて損をする。
そしてわたしも、○ちゃんってわたしのこと嫌いだったのか……と落ち込む。

さぁ、誰が得しますか?

噂話が好きな人間は一定数います。
そこに尾ひれがつくのも、当たり前といえば当たり前の話ですが、誰かになにかを話す時、これって言う必要あるかな?と少しだけ考えてみて欲しいんです。

どうしても誰かに話したいなら、おうちの日記帳にでも記しておいてください。
未来の自分がきっと受け止めてくれます。

真実などというのは、全てが終わってからでないとその本質が見えないもの。
不確定な話や他者に得を与えない話は控えて欲しいと思うのです。

そして真実と言うのは、知らなければなかったことにできるものでもあります。
他人同士の関係や友情、愛にヒビを入れる権利があなたにはありますか?

SNSへの投稿も同じです。
マイナスなことを書くなとは言いませんが、それを発信することによって、誰がどんな気持ちになるのか、考えることは出来ないのでしょうか?

ひとりひとり考え方が違うから、全ての人がいいと思うことだけを発信し続けることはできないと思います。
でも、明らかに誰かが不快になること、損失が生まれること、そして争いが生まれること。
これらを減らしていけば、きっと自分自身の価値も高まっていくと思うのです。

口に出す前に、投稿する前に、一呼吸。

そんな心がけをしていきたいものですね。


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