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"共感"が生まれる つながりに気づくこと part2

前回のブログでは、

『共感をもって聴く』ということを、
年中無休でやるのは難しいんだけど、特に私の場合は自分のお店「すみとカフェ」に店主として立っているときに、特に意識するようにしています。
自分自身もたびたび深呼吸して、新しい空気を身体に取り入れながら。

というお話をしました。

そして、アヤシイ社会活動家 藤原ひろのぶさんの講演を聴いて感じた、共感とつながりの話。

藤原ひろのぶさんもnote書いていらっしゃいます。


そもそも"共感"ってなんだろう?どういうこと?どういう状態??

ぱっと私の中に浮かぶのは
・ありのままに受け取ること(相手が話していることを色眼鏡をかけず、事実として受け取る)
・その瞬間、相手とともに在ろうとすること(意識を向ける)
みたいな感じです。

藤原さんの本を読んだり、話を聴く中で、
「共感って、自分と世界とのつながりに気づくことなんだ」という発見がありました。発見というよりは、改めて「そうか、そうだよね…!」と思ったという感覚が近い。

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まずはぜひ、こちらの本を読んでほしいですが。(とっても読みやすくて読書が苦手な私も30分くらいでどんどん読み進めていきました!)
以下、藤原さんの著書「ぼくらの地球の治し方」より、ごく一部を抜粋させていただきます。


―――人は他人の話を基本的には聞いていない。人は自分の見たいものを見て、聞きたいことを聞く。

…たしかに(笑)。自分の都合のよい方に情報を受け取るし、そう思い込ませようとすることも超得意。これって共感とは程遠い感じがしますよね。
そして、藤原さんの話はちょこちょこ痛いところ、つまり核心をついてくる…。


―――異国の問題も、身近にある問題も結局はつながっている。"自分に無関係な問題なんて一つもないんだ"そう素直に思えるようになったんです。

―――つながりに気づけると優しくなれます。見えていなかった問題に気づくことができる。
そして、今まで当たり前と思っていた考え方に疑問を抱くようになるんです。ぼく自身も日本のいろんな考えに違和感を覚えるようになりました。

…共感とは、ちょっとした優しさ?自分のなかに余裕がないと、なかなか難しいですよね。だから私はお店に立っているときは、深呼吸をする。それが私の中に少しの余裕と余白を与えてくれる。その深呼吸が日常的にできれば、たぶんもっと違う自分になれる。

…その共感を後押しするのは、つながりに気づくということ。コロナの影響で、いま本当に一人ひとりの選択と意識と、日々問われています。
日本だけの問題じゃない、世界の問題。だけど一人ひとりの問題。世界はつながっている。いま目の前にいる人も、地球の裏側にいる人たちも。動物も、自然も、地球もすべて。

自分が発した言葉が相手を傷つけるだけでなく、誰かを傷つけているとしたら。。。
自分のちょっとした行いで、周りの人が喜んでくれるとしたら。。。   自分はどんな選択をするだろうか。

みんな気づいている、すべてはつながっていることに。
だけど、そのつながりを、意識することはなかなか難しい。

つながりに気づけたとき、人は優しくなれるし、もっともっといろんなことを考えて、行動を起こす人も出てくる。
それはきっと共感。共感とつながる第一歩。


そんなことを思った、藤原さんとの出会いでした。


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