映画【AIRエア】

はいたい!20代で初めてほうじ茶を飲んだ時はその美味しさが分からなかったのに、
最近はすっかり大人になったのか、ローソンンのほうじ茶ラテにはまっているマーメイやいびーん。

鴨さんが「毎月2回映画を見る」と目標を決めていて、
それなら私にも出来そう!と真似をして映画を月に2本見るようにしています。
4月は何を見ようかと映画館に寄ったところ、タイミングよく始まる映画があったのでそれを見ることにしました。
その映画が、AIR/エアです。

ナイキと言えば、のシューズ”エアジョーダン”が誕生するまでの実話です。
ナイキがマイケル・ジョーダンとの契約をどのように獲ったのか、
80年代の音楽やアイテムが一気にその時代に連れて行ってくれました。

この映画は驚きの連続でした。
まず、映画を見て驚いたのは現在人気のあのナイキが80年代当時、
人気がなく業績不振だった事です。
私の周りに当たり前にあるナイキ。
学校やバイト先等で靴を履き替える必要がある場所では
エアジョーダンは盗まれるから履いてこないように、と注意もされていた
あの!ナイキが、人気がなかったなんて・・・

また、黒人と白人が普通に楽しそうに一緒に働いている事も驚きでした。
自分の知識の無さにがっかりですが、80年代ってもっと差別的なものがあったんだろうと思っていました。
そうそう!あの、「I have a dream」のキング牧師の演説の原稿をもらったっていう人物も出てきてビビりました!!!
その原稿の中身についても、知らなかったことだらけです。

そして何より、マイケル・ジョーダンの母!すごい!!カッコいい。
最後の交渉、見事でした。マネーリテラシー高!と思いました。
契約時の交渉もかっこいいですが、契約で得た利益を個人の私利私欲に使うのではなく慈善団体を運営するのもかっこいいです。

映画は、その時その国の文化や歴史を知る・疑似体験する事が出来るのでいいですね。

この映画で学んだことは
・今あるモノにはそれぞれ物語があって、当たり前ではない
・お金は目的ではなく手段(道具)
・良いモノと言うだけでは残らない
・”企業”対”個人”となると人をモノとして扱いがちだが、結局”人”対”人”
・モノに意味を持たせる。意味変重要

セリフちゃんと覚えてないですが、マイケル母の
「靴はただの靴、息子が履くまでは、ね」
の言葉が染みます。
西野さんがよく言ってる意味変、本当に重要ですね。

当たり前にマイケル・ジョーダンと言う名前を知っているし、エアジョーダンも知っている。
でもマイケル・ジョーダンとはどんな人かと聞かれたら
「バスケの人」ぐらいしか分からないです。顔も思い浮かばないです。

海を隔てた日本、その日本の中でもさらに小さな沖縄にいる私が知っているって凄いな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?