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「推し方」について考える

私の「推し方」

ここ最近、独立リーグ界隈のスペース(Twitterのトーク機能)にお邪魔しておりますが、口下手だからちゃんと話せず「なんかすまん…」って後々に思ってしまうこともあります。
みんなよくちゃんと喋れてるな…って。聴くだけでも本当に楽しいんで、これからも積極的に参加したいとは思っています。時間さえあれば。

さて、そんなスペースである方からあるお言葉をいただいたのです。
私なりに要約しますと
「あささんは、推しに対して崇拝しているときもあれば、孫を見るような視点のときもある」と。

大正解ですね。

私の「推し方」って、昔は推しに対して勝手にツンデレかましたりもしていましたけど(どういう推し方だよ…)、ここ何年かの基本的な傾向はそういった形。

たぶんですけど独立リーグの出会いがそうさせたようにも感じるんですよね。ここ何年か、となると丁度重なるのがその時期なので。
独立リーグの選手たちの泥臭さとかハングリー精神みたいな雰囲気を見て、あぁ〜すごいなぁ、素晴らしいなぁ、かっこいいなぁ、微力ながらファンとして支えられないだろうか…って気持ちの着地点が「信者目線」と「祖母目線」という。
どういうことだってばよ…。

「信者」と「祖母」

信者とは書きましたが、狂信者のようなやばい暴れ方をするというわけではないのでご安心を。笑
私なりに考えているのは「自分とは全く違う世界(自分が踏み込むことのない世界)で闘っている」推しは、ある意味「神様」に近い存在に見えることがあって、崇拝したい気持ちが強くなるんですよ。
そんな神様にはお布施をしなくちゃ…!っていう発想。だから散財するんだってば…。

そして、独立リーグの選手って基本的にファンとの距離も近いですから、なんとなく身近にいらっしゃるような感覚になるわけで。
神様が身近に!?いやいやそんなわけが…でもこの支えたい(お布施したい)気持ちはなんなんだ…!ってなったときに、選手が「孫」に見えてきて、そうなると私は実は祖母なのかもしれないと勝手に納得。どうしてこうなった。
結果、私の推し方の基本は「信者目線」と「祖母目線」となってしまいました。

うん、この説明で理解できる人絶対いない。笑

でも不思議ですよね。
推しが「神様」に見えることもあれば「孫」に見えることもある。遠い存在(神様)と近い存在(孫)がまるで表裏一体のように表れるんですよ。
この絶妙なバランスを体現している独立リーガーってすごい存在なんだなって改めて感じます。まぁ勝手に私が思っているだけなんですけど、そこはツッコミ不可でお願いしたい。

ふたつの目線をもとにした動き

「信者目線」としては推しがこれだけすごい選手なんだと周りに伝えたいからSNSでアホみたいに布教活動をする。語れる範囲で語って、誰かの性癖に刺さればオッケー。せめて名前だけでも覚えて帰ってください!の精神。
「祖母目線」としては推しの活躍にハラハラドキドキ。そして活躍すると褒めちぎる。同じ時代に生きてることがファンサービスだからグラウンドに立っていることが嬉しくて泣く。
ふたつの目線をもとにした私の応援の仕方って大体こんな感じかなぁと書き出してみました。とりあえず私、頭大丈夫か。

このふたつの目線で通ずるものがあるとすれば「ありがたや…ありがたや…」と手を合わせながら貢ぎ物を用意することでしょうかね。笑
貢ぎ物っていうのは、差し入れ(今はご時世もあって自粛傾向な球団もあります)とか、グッズの購入とかですね。ほんっっと、こんなことしてるから散財するんだともう一度自分自身に言いたい。

余談ですけどBCリーグですと、チームや選手の支援は「ふるさとスポーツ」「エンゲート」といった方法がもございますので、そちらもぜひ活用しましょう!
こういった支援サイトは他スポーツも採用されているので、ぜひ推しの信者または祖母と化してしまったファンは活用していただきたいですね。笑

迷惑のない範囲の「推し方」を

私の周りや友達に限った話になりますが、他の推し方の傾向を見るに「祖母・祖父目線(あるいは母・父目線)」な人が多いかなぁと思います。
推しの活躍に一喜一憂。嬉しいと「良かったねぇ、良かったねぇ…」って拍手を送る優しい世界。だけど盲目的というわけではなく、エラーなどうっかりプレーがあるとちゃんと怒るという真面目な世界。
本当に野球に対して真面目に向き合ってる人ばかりなんですよね。尊敬するレベルです。
(一応、私も盲目的ではない方かと思います)

人の数ほど推し方(応援の仕方)は存在するかと思います。
いろんな推し方があって然るべきだとは思いますが、とにかく選手や他のファンに迷惑をかけないようにだけはしたいですよね。
自分だけが良ければ…って推し方は個人的にも辛いものがあります。そうならないようにするために、私は周囲や友達の推し方というものをしっかりと見て、理解して、ときどき自分の推し方を見つめ直したりしています。

みなさんの推し方はどんな傾向がありますでしょうか。

楽しい「推し事(おしごと)」を満喫するためにも、時折見つめ直してみても良いかもしれません。

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