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ハリポタ映画「アズガバンの囚人」感想01

ナイトバスとハリー
親戚にいじめられキレたハリーは、魔法を使ってしまい、家を飛び出してしまいます。
外は真夜中、迷子の魔法使いを助けるというバスに乗ってハリーは漏れ鍋ヘ
車掌の持っているのが、シリウスの載っている予言者新聞とか思わせぶり。
ハリーは心配事が絶えません。
しかもこのバス、伸縮自在なんです。
縦に伸びた二階建てのバスには大笑い。
 
ウィーズリーパパやディメンターと遭遇
漏れ鍋でハグリッドを探していると、ウィーズリー家の人たちと出くわし、
ウィーズリーパパからシリウスについての情報を聞かされます。
毎回、ホグワーツに行く度に、命が狙われてると警告されてるハリー。
こころが荒まないだろうかと心配です。
こんなにしょっちゅう命を狙われてるんだし、
慣れっこになっちゃってるかも。
 
汽車に乗り込むことが出来、ルーピン先生と同席するロンとハリーと
ハーマイオニー。
そこへ、ディメンターが襲ってきます。
吹き替え版では「ディメンター」ですが、本では「吸魂鬼」。
だれが翻訳したんだろう。
ディメンターが現れるまで熟睡のルーピン先生ですが、
たぬき寝入りしていたんでしょうかね。
 
今回の名台詞
ダンブルドアの「たとえ暗闇の中でも幸せを見つけることが出来るのじゃ。
灯りを灯すことを忘れなければな」
ダンブルドアは、名台詞担当の場合が多いようです。説教臭いのは老人の常。
この台詞も、真正面から捉えれば、
どんな苦しみに遭っても希望を失わないことが大切、
ということになるんでしょうが、
 
そんな単純なものなのでしょうか。
 
ゲーテは「人類の最大の敵は恐怖と希望」と『ファウスト』で書いています。
恐怖の中でも、希望を抱いて生きつづけることは
苦しみだと言うわけです。
 
より強い武器(ディメンター)がなければ
平和が保てないという理屈で、ディメンターが導入されている。
そして、ディメンターの扱いに困っちゃう。
さすが核保有国のファンタジーは違う。
 
 
 

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