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J2リーグ第6節 水戸 VS 甲府(2023/3/26)

試合前

シーズン開幕、未だ勝ち無し。
チーム通算300勝も持ち越している状況。
暫定順位も残留争いの位置。
何が何でも勝ち点3が必要な状況。

【スタメン】

    梅田 草野
小原         武田
    前田 安永
大崎 タビナス 楠本 後藤田
      山口

今回、草野が初先発。
鵜木がウォーミングアップに怪我のため離脱。
先発が鵜木から小原に代わる。
控えには井上が急遽ベンチ入り

相手甲府にはピーターウタカが先発。
個人技でやられないことが何より重要


前半

キックオフ:時刻は15時過ぎ。天候は雨。
前半03分:水戸FK。点につながらず。
前半10分
ここまで立ち上がり、両チームともボールを持てる展開。
水戸は前線の梅田、草野にボールを供給したい。
前半12分
水戸、CK。キッカーは武田。
スリッピーなピッチを活かしての低めのボールを供給。
ゴール前に届くも、前田、あと一歩届かずGKにキャッチされる
前半21分
水戸、CK。
ファーの楠本に合うも、枠を捉えず。
続けて反対からのCK獲得。
ニアの鋭いボールを供給するもクリアされる。
前半27分
サイドチェンジのボール。
後藤田がキャッチしそのまま前線の武田へ供給
しかし、オフサイド。
前半29分
甲府、最終ラインから一気にウタカへ供給。
オフサイドないまま突破される。
しかし水戸、なんとか守り切る。
前半30分
甲府、松本。草野へのチャレンジでイエローカード
(センターサークル付近)
前半31分【GOAL-水戸】
草野がもらったファールを素早くリスタート。
ボールを素早く縦につなぎ
最後に小原が決める。
ゲームが一瞬途切れ、甲府の隙をついたナイスゴール。
前半38分【GOAL-甲府】
甲府、中盤からウタカに供給。
ウタカに引きつけられた水戸。
空いたスペースに甲府が複数走りこむ。
ウタカがパスを供給し
そのまま松本が見事なミドルを決める。
ゴール左上。GKノーチャンス。
水戸失点。1-1。振り出し戻る。
前半アディショナルは「1分」
前半45分:
梅田にボールが渡る。
そのまま抑えたミドルを討つもポスト直撃
前半終了:1-1

両チームともスタッツは互角。
共にチャンスを作れた展開。
水戸は積極的に縦パスにトライする意識が見られた。
しかしながら、
要所要所で、ウタカの抜け出しを許すシーンが見られる。
甲府の徹底したウタカへのターゲットをいかにしのげるか?
後半のリスク管理が望まれる。


後半

後半キックオフ:選手交代なし
後半02分【GOAL-甲府】
三平、ウタカのコンビで水戸陣地へ上がる。
ウタカからゴール前へ供給。
水戸が跳ね返すも、
こぼれ球をミドルで打たれ失点。
後半03分【GOAL-甲府】
甲府GKを水戸がファーストタッチ。
しかしセカンドボールは甲府。
中盤から最前線のウタカへのダイレクト供給
水戸CBの間にポジション取りしていたウタカ。
そのままCBをすり抜け、シュートを決める。
水戸、立て続けに失点。1-3。
後半08分:
水戸、2枚替え。
梅田、タビナスに変わり
寺沼、長井を投入。
2点ビハインドでの早めの交代となる。
後半11分
水戸。甲府ゴール前で左右に揺さぶるボール運び。
人数をかけてゴールを狙うも得点にならず。
後半13分
ペナルティエリア少し外からのFK獲得。
しかしゴールならず。
後半15分:
水戸、選手交代
小原に代わり、唐山投入
後半22分
水戸CK。頭で触れるも、そのまま反対サイドに流れる。
後半23分:
水戸CK。楠本が頭で触れるもゴールラインを超える。
後半26分
水戸。2枚替え。
大崎、草野に代わり
井上、柳町を投入
後半28分
水戸CK。寺沼をターゲットにするも
ゴールならず。
後半31分:【GOAL-水戸】
井上のクロスを
寺沼が競り合いながらもヘッドで叩き込む
2試合連続。今季3点目。
水戸 2-3 甲府
後半38分:
本日の入場者数発表【2,475人】
後半40分:

甲府、2枚替え。
5バックに変更し、ゲームを締めにかかる。
後半アディショナルは「6分」
後半90分:【GOAL-甲府】
前がかりになっている水戸に対して
甲府のカウンター
センターラインからウタカ1人で持ち上がり
冷静に流し込む。
水戸4失点。

試合終了:水戸2-4甲府


試合後監督インタビュー

前半、先制できた。
しかし、その後、休んでしまったシーンが見られた。
そこで追い付かれた。
後半、ここから突き放しにかかったが
その後半立ち上がり矢先の2失点は問題。
スコアの変動に選手の落ち着きが足りなかったのかもしれない。
ただ、点はとれている。
やろうとしていることはやっている。
そこは引き続き突き詰めていく必要がある。

総評

「ウタカにやられないこと」
という明確なテーマがありながら
散々チャンスを許す。
CB二人でマークしている
その間を平気で抜かれてしまう展開。
あまりにもお粗末ではないだろうか?

水戸も2点決めているだけに
攻撃がいうほど悪いということはない。
現に「小原」「寺沼」「井上」などが
活躍するシーンが見られている。

やっぱり守備がまずい。

総じて
「点を取っても勝てない」

そんなシーズンとなっている。
失点への意識をなんとかしないといけない。
かといって後ろに重くなりすぎて
前線にボールを運べなくなっても問題である。

この敗戦で降格圏内に入ってしまった。
やるべきことは「まず目の前の1勝」

悲観しても仕方ないので
引き続き粘り強くやっていくしかない。

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