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映画3本立て

Netflixが最高っていう日記。

◻︎ラストレター

もうとにかく綺麗。画作りも話も全てが最高だった。綺麗さで涙が出ることってあるんだね。話の整合性や現実味よりも、撮りたい画やシーンのためにその他の全てがあるような映画で、なんかもう良かった。


◻︎エクストリーム・ジョブ

「麻薬組織を張り込むために敵アジト前に構えたチキン屋が繁盛しすぎて捜査どころではなくなる」という、あらすじからおバカな映画なんだけど、そのテンションのまま最後までシリアスを許さない空気感が続いて、とにかく最高だった。

あるシーンで、手柄を競争するライバルのグループが麻薬犯の一味と対峙することになる。逮捕か逃亡か、命がけの格闘が始まるかと思いきや、ライバルたちは瞬殺される。もう全員ワンパン。いま真面目な空気出てたじゃん?お互いボロボロになりながらかろうじて捕まえるやつじゃん?と思った矢先に5秒くらいでやられる。そのまま犯人たちは平然と車で逃走するのだが、一つ目の角で出てきた車と激突してあっけなく捕まる。テンポが良すぎてもうずっと笑ってた。

この感じの、真面目ギャグがひたすら続いていくのだが、終盤の大乱闘は普通に見応えがあったし、最後の見開き!漫画かと思うくらいかっこよかった!

嫌な気分にならず、ただただ楽しめる傑作映画で間違いない。



◻︎BLUE

ボクシングを題材としたグッドルーザーズの話。これは観た後の余韻がとても素晴らしかった。

ボクシングには、赤コーナーがチャンピオン、青コーナーは挑戦者という通例があるらしい。主人公である瓜田は常に青コーナーからリングに上がる。次こそは、次こそはと、自分を奮い立たせるも瓜田は勝てない。負けた夜、暗い部屋で「違う。違う」と悲痛な表情で涙を湛えてコンビニ弁当を食べる瓜田が胸に刺さって言葉にならない。

瓜田だけでなく、全員が青コーナーにいて生きていかなければならない、そんなことを思う映画。


◻︎

3本ともめちゃくちゃ良かった。最高の1日だった。


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