じょしどるっ!というもの

こんにちは、はじめまして、いつも応援ありがとうございます。

浜松市在住パフォーマーソングライター・亜桜ゆぅきです。

ライブという日常に追われて、新投稿できていませんでした。
(そしてまたこれも下書きしたまま塩漬けにしすぎていました)


ちょうど、2021年1月のじょしどるっ!をお休みしたので、このタイミングでじょしどるっ!について触れてみようと思います。

きっかけは東京から遠征してきたアイドルさん

亜桜の初期の活動を始めたころは、イベンターという立場の人もいなかったので、アコだろうがソロだろうが、基本は箱のイベントに出ていました。ブッキングライブというやつです。

あとはたまーに、バンドさん主催のものにでたり、ですかね。活動範囲が狭かったのでよく分かりませんが、自分の知る範囲では、多くの人はまずブッキングライブに出るところから音楽活動が始まってたような気がします。

その時点でちょいちょい東京でのライブ活動も行っていたので「東京とは文化が違うなぁ」というのも感じていました。あちらは既にイベンター主催みたいのが多かったので、イベントに出ながら次出られるつてを探して出て、の繰り返しでした。

そんな感じで、まだ東京でライブをすることの方が圧倒的に多かった頃。窓枠の方から「東京のアイドルが来てライブをしたいと言っているから出てもらえないか」という話をもらいました。

ここでお名前を出していいのか分からないので伏せますが、現在も第一線で活躍されている有名ソロアイドルの方の遠征先として窓枠があがり、当時アイドルライブなんてなかった窓枠だったので、とりあえず亜桜に声がかかったと。演者もいなかった頃なので、出演していたのは亜桜と遠征してきた人と、遠征してきた人と窓枠をつないだ人(多分がっつり音楽活動されている方ではなかった)。たった3人。

お客さんは…数人。でしたね。遠征してきた人と、そこについてきたお客さんだけって感じで。箱はいいのに、受け入れるイベントがない、お迎えできる演者がいないために起こった現象なので、今思えば遠征先としてはちょっと残念だっただろうなぁと今は思います。(当時はよく分かってなかった)

そこから先、彼女が窓枠に来たという話は聞かないですしね。(その後じょしどるっ!始まってから一度お声掛けしましたが、タイミング合わず)

ただ、窓枠の方は先見の明があったのです。

イベントが終わった直後、スタッフさんに声を掛けられ「アイドルイベントやってみたら?」と言ってもらったのが、ある意味すべての始まりだったかもしれません。

お世辞にも、あの日のイベントが盛り上がっていたかという言われると、遠征してきた一人の時だけ盛り上がる、超身内感(他にいないのだから当たり前)しかなかったと思うのですが、それでも何かしら可能性を感じて、提案してくださったのだと思います。

おかげさまで、亜桜ゆぅきは継続的な活動の場を得て、その継続の中で、いろいろなイベントの立ち上がり、演者が誕生していく、という過程が重なって、今に至るわけです。

リアル右往左往

「イベント始める」と言われても、自身の活動すらぐらぐらだった時。本当に何をしていいか分かりませんでした。

今のようにわんさか演者がいるわけでもなし、SNSがめっちゃ盛り上がってるわけでもなし。

そもそも、亜桜の知名度なんて今よりもっとない、皆無。

頼れる人もいないけれど、とりあえず始めるしかない。

とはいえ、東京でのライブ出演経験は役に立ちました。なんとなくライブがこういうものだっというのは分かっていたし、バンドライブとの違いもなんとなく見えていた。

何より、静岡に演者はいなかったけれど、東京の演者には知り合いが多かったから、一定のクオリティを持った人を呼ぶことができた。

とはいえ、これは静岡のイベント。静岡の出演者には出て欲しいよね、というのが前提にあった。アコの知り合いはいたけれど、それだと普通のライブと変わらないよね、というアドバイスも頂き、さて一体どうやって探したものか…となってました。

少なくともこの時点で亜桜に、静岡でオケライブをしてくれるような知り合いは一人もいませんでした。

そこでとった方法が「新人発掘」だったのです。

バンド募集のサイトとか、コスプレ系サイトとか、自分も普段そんな関わらないところにいろいろ飛び込み、奇跡的にいろんな人と出会えました。

ちょっとやってみたいかも…を後押しできたと思っています。

あの時は、静岡の方は全員初心者。

そして、それでも足りない分は東京の知り合いの演者さんを呼ぶ、という形でした。

これで無事開催、よかったよかった…となればよかったのですが、そんなに世の中甘くない。

亜桜はイベントの企画など一度もやったことない。

いろんなトラブルが一気に押し寄せて、本当にどうしていいか分からない状態でした。

それでも、なんとかVol.1を開催できたのは、協力してくれた演者さん、窓枠さん、お客様のおかげだと思います。

初期の頃に関わって頂けた皆様には、感謝してもしきれないですね。

7年もやっていた

当初は、明確な定期開催ではなく、2か月に一回くらい、都度予定を決めながらやっていました。

それを「奇数月の第2金曜日」の固定開催にしてくださり、安定して続けられる基盤を窓枠さんが用意してくださいました。

序盤の頃には、亜桜が目立ちすぎとか、早く裏方に徹したらいいとか、正直心無いことも言われまくりましたが、亜桜も歌いたかったですし、がむしゃらでした。

当初は「将来的には、イベントがしっかり成立して、運営が増えて、私がいなくても回る状態になってくれれば…」なんて思っていましたが、結局そんな人は現れず、演者主催ということにも価値があったので、しつこくまだ出演させていただいています。

今は、亜桜が終了したら、じょしどるっ!も終わると思ってます。

右も左も分からないから、いろんな方から耳の痛い言葉を投げられ、できる改善はしますが、この性格なのですべては受け入れきれなかったり。

精神的にもずっときつかったです。(それは今も別の意味でそうだけど)

イベント1周年の時には、演者さんが中心となってサプライズを用意してくださり、後にも先にもないくらいステージ上で泣いてしまったのを覚えています。

それくらい、気を張り詰めていました。

今がそれと比べて気を張り詰めてないわけではないですし、長くやってしまったために当時よりも不安を抱えていますが、あの頃は多分、関係者みんなで一緒に作り上げていくという一体感が強かったんだと思います。

気が付いたら7年。

もうすぐ8周年になります。

悔しいですが、イベントとしての旬は過ぎてしまったかもしれません。目新しいものではなくなっています。

演者さんは常に入れ替わり、皆さんそれぞれ成長しているので、フレッシュな状態だとは思います。

ただ、良くも悪くも定期開催=いつでもあるもの、と安定してしまい、さらにはコロナ禍ということもあり、イベントとしては決して数値的にいいものでなくなっているのは事実です。(パフォーマンスは、素晴らしい演者の皆様のお陰で、常に良いものがお届けできていると思います!)

その中での、亜桜個人としての力不足を都度痛感し、また、自身のアーティスト個人としての需要がなくなりつつあることも肌で感じてしまい、すべてにおいて続けることの辛さを感じています。

良いものを良いと伝えること。

それを確実に届けて巻き込むこと。

7年イベントをやってきてなお、亜桜がまったくできていないことです。

これは、お客様にとっても、窓枠さんにとっても、出演者の皆様にとっても、本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。

2021年の1月はお休み。そして、これから

1月は毎年周年記念。2021年1月は8周年記念回となる予定でした。

いろいろ心の葛藤もありましたが、最終的には「予定が合わない」という結構しょぼい理由で開催中止となりました。

残念な気持ち半分、ほっとした気持ち半分です。

亜桜はプライドが決して低くない上に、ゼロイチなところがあるので、みじめな思いをするくらいなら、すべてを捨ててしまおう、というやけを起こしかねないタイプです。(これはまた話がそれるので別記事で)

とりあえず、じょしどるっ!自体をやめる、という結論にならず、思いとどまったことは、良かったんじゃないかな…と思いたいです。

3月は、周年記念回として開催したいですね。

有難いことに、出演したいと言ってくださる方は、県内外にいらっしゃるので、イベントとしては成り立つのではないかと思っています。
(1月も自分は出演しないでやればよかったかなってちょっと思ってるw)

しまった、長くなりすぎた!

では、ちょっと半端ですが、この辺で。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

亜桜ゆぅき

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