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ピーター・ドイグ展

最近、週に1回は美術展に行っているので、頭の整理のためにも感想を書き留めようと思います。ということで、振り返ってピーター・ドイグ展から。
https://peterdoig-2020.jp/

私は美術館に行くときには、今東京で何が開催されているかを調べてから選ぶこともあるのですが、街で見かけた広告に直観で惹かれたものに行くという選び方が一番多いです。惹かれたものに向かうのが一番楽しめそうな気がするので。

ピーター・ドイグ展もその一つです。
駅で見たこの一枚に心を惹かれました。

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そこから気になってピーター・ドイグのことを調べると、
自身の過ごしてきた記憶と、映画などのイメージを混ぜて作り上げた作品で、みんな見たことがあるようなノスタルジックな雰囲気を感じる作品を作る作家だと知って、更に興味を持ちました。

なんと、作品は撮影可能でした。皆さんパシャパシャ撮られていたので、美術館員の方におうかがいしたところ、フラッシュや動画はだめだが、フラッシュをたかない撮影は可能とのこと。

私自身、懐かしさを感じる絵がいくつもありました。そして、大画面の作品が多く、一枚一枚、しっかりと向き合うことができていい意味で体力を使いました
そして、彼の作品で一番私が惹かれた部分は空です。色合いや、筆遣いが、自然に対して真摯に向かい合っている感じを受けました。アイルランドの夜やブラジルの太陽など一番ノスタルジックな気持ちを抱いた部分です。

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映画からインスピレーションを受けて、即興で作るといった作品たちもユニークで素敵でした。映画を見て、語り合う、そしてアートを作りあうというコミュニティ自体も素敵です。

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音声ガイドもあまり使わないのですが、あまちゃんで大好きなのんさんが音声ガイドということで、音声ガイドも利用しました。のんさん自身、作品に影響しすぎないようにということでニュートラルなトーンで語っていたので聞きやすく、作品に入り込みやすかったです。

ピーター・ドイグ展は10/11までなので、興味がある方はぜひ!


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