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踵にできた「骨棘」どうする?

様々な治療方法があるが、原因が理解できるとアプローチが変る
多くの専門家は足のアライメントの崩れと説明する
足のアライメントとは足の機能が十分発揮できるような最適な位置関係のことで、最適で正しく配置された骨の位置と言われている

しかし難しいのは足のアラインメントをうまく整える事の出来る人は少ないことだ

簡単に言うとバランスの良い足の状態に整える事でアライメントの崩れが治ると言える

専門家の話を素直に考えると踵骨棘は、そのアライメントが良くなれば(矯正できれば)良くなるはずである
まずは、いろいろな改善治療を行う前に『足のバランスの調整、矯正』をやってみることが先決であろう

まずは、足の骨格の関節可動域を確認しながらバランスを整えなおしてみることで治療方法が確定されると思える


足の痛いところ

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踵の指で押しているところに激痛が走る

病院での検査ではレントゲンにくっきり棘(骨棘)が写っていて担当医が一言「踵骨棘(ショウコツキョク)」です

多くの場合無理しないように安静にすることを言い渡されるが、歩くのも痛いというと松葉杖を貸してくれる

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この写真に写っている小さな棘のようなものが体重がかかるたびに突き刺すような激痛が起きる

骨棘の原因

専門家が説明する骨棘の原因は今一つはっきりしないが、有力視されているのは「足の筋肉が緊張から固くなり体重の乗り方が悪くなって足底腱膜(筋膜)を狂ったバランスで強く引っ張られ骨をはがすように引っ張ることから起きる」というのが有力のようだ

そうであれば原因を作るのは足のアライメント(足のバランス)の狂いから起きる構造バランスの崩れと言える

骨棘を作るバランスの崩れの要因は「過回内」と言っても過言ではない

過回内の動きに関する noteの記事は次を参照ください

過回内だとどうなるの?  https://note.com/askel/n/n9411c11e38fd

掲載してある動画の「過回内の足の動き」をご覧いただくと解りやすいと思うが、この踵が内側に倒れてゆくことで足裏の腱膜に体重による負荷をかけ腱膜を強く引っ張っている

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骨棘の激痛以外に見える痛み

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骨棘が刺さるようにでてくる患部以外にも踵の動きを支える筋肉に緊張が走り優しく押さえるだけで痛みを感じるが、この筋肉の緊張を緩めると足が変わる


足のバランスの崩れの確認と調整

松葉杖はなくても何とか歩ける程度の骨棘の痛みは、骨棘の痛みの強い方向への踵の動きのバランスを変えることで痛みを起こす動きが変わります

まずこの動きを変えて立ち易くなった足の型をもとにその変った快適なバランスを崩さないようなインソールを作り使うと改善は急速に良くなります

また、踵・踵周辺の痛みに関しての note 記事がありますので合わせてご覧ください

踵・踵周辺の痛み  https://note.com/askel/n/nadaf2808d218


痛みが出なくなると安全靴でも快適に履ける

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骨棘の痛みの出ない足になると安全靴も快適に履けるようになりました


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