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1_シンガポール転勤前のあれこれ

シンガポールに引っ越してきて、約半年がたちました。
まだまだ新参者だけど、この国に来て感じたこと、驚いたこと、素敵だと思ったことなど、書いてみたいと思います。
まずは、シンガポール未満、シンガポールに実際来る前のもろもろの話。

私の今の状況は、いわゆる"駐妻”。夫にシンガポール転勤の辞令が下ったのが昨年の秋のこと。
夫は留学経験があり英語が達者だけど、私はこれまで海外に住んだ経験もなし。

海外旅行はそこそこしていて、アジア諸国もいくつかは行ったことがあったけれど、シンガポールには来たことはなく……。
そもそもシンガポールという国について、これまであまり興味を持ったことがなく、知識もほぼない状態でした。

来星(これも知らなかったけど、シンガポールは漢字一文字で表すとき(アメリカなら米みたいに)は「星」なのです。可愛い!)以前に、私がシンガポールに持っていたイメージは、こんな感じ。

・東南アジアの中において、かなり経済発展を遂げている国
・さらに今は、アジア全体の中でも、東京よりも香港よりもシンガポールがすごいらしい
・ガムのポイ捨てに厳しい罰があると、はるか昔小学生の頃に聞いたことがある
・それくらい衛生的な国
・マーライオン、マーライオン、マーライオン…

これくらいです。それから1年が経った今思うと、本当に何も知らなかったなと思います。

夫からは、いずれは転勤があるだろうという話は聞いていたので、このシンガポール行きの辞令に、驚いたり、困ったりはせず、むしろ私のほうが前向きでワクワクしている状況に(笑)。

私自身のキャリアでは海外で働くという選択肢はたぶん生まれなかったので、夫のキャリアに乗っかって、人生の一時期に海外に住む経験ができることに大喜びでした。

さて、そうは言っても私もフリーランスではあるけれど仕事をしているし、
1歳の息子がいて保育園にも通っている。
実際に引っ越すためには、いろいろと実務的なあれこれを手配しなくてはいけない…。

少し前に保育園に翌年度も継続の旨の書類を出したばかりでしたが、園長先生に退園時期の相談をしに行ったり、
私も仕事関係のみなさまに報告をしに行ったり。

引越しの手配もあるし、子どものの予防接種もあるし(海外に行くので、私自身もいくつか予防接種が必要)、その他もろもろの手続きや、メルカリで不要品を処分したりとか、とにかくやることはいっぱいありました。

そして、新生活のほうの準備も。
こちらは主に夫がやってくれたのですが、とにかく大事なのは、
・新居
・息子の学校

この2つです。

住居探しは、主にこの「Property Guru」というサイトを使って。
https://www.propertyguru.com.sg/
シンガポールの賃貸、売買ともに、不動産が紹介されているサイトで、希望のエリアや部屋のタイプで探せたりなど、日本の不動産サイトと同じように使えて便利です。

そして、このとき知ったのが、とにかく家賃が高い
どこのコンドミニアムも、プールがついているし、内装も凝っていたりするし、とても素敵で見るだけで気分が上がるんだけど、でも家賃の高さには目が飛び出そうになります。
私個人のざっくりとした感覚では、東京の1.5倍くらいかな。

そして、息子の学校問題。
日本では、保育園と幼稚園は明確に区別があるけれど、シンガポールではあまりないようです(かつては日本のように、管轄する省庁が違ったというのを聞いたことがありますが…)。

息子は、昨年秋に1歳半になりましたが、この1歳半(18カ月)というのがけっこうポイントで、このタイミングで転勤で良かった!とまさに思ったのでした。
シンガポールのプレスクールは18カ月からというところが多いのです。

保育園的な機能が強いところでは、生後2カ月から入れるようですが、
その他のスクールでも、1歳半から入園できるところがほとんどでした。
日本だと3歳から幼稚園という感覚のところ、1歳半!
シンガポールは教育に熱心だというのを、まさに実感。

そして、日本と違って待機児童問題はありません
人気の園はウェイティングがあったりもするらしいけど、いくつもいくつも探して回って、それでも落ちるなんてことはない! 素晴らしい!

そして、住居と息子の学校の見学をするために、12月にシンガポールに一度行くことに決めたのです。
次回は、初めてシンガポールに行ったそのときの話を書きたいと思います。





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