過換気
息が吸えなくなる状態です。
私も何度か経験しました。
苦しいですよね
ではなぜ吸えなくなるのでしょう?
一般的に言われるのが「ストレス」
そして医学的に言えば「二酸化炭素が体内に不足するから」です。
私の結論は
「糖質をメインエネルギーにしているから。」です。
確かに息が苦しくなると、生命の危機なので焦りや不安感が押し寄せます。また、ストレスにより自律神経のスイッチが全開になって起こります。
そのストレスや自律神経の前に
「糖質をメインエネルギーにしていること」が問題です。
なぜなら、糖質をメインエネルギーにしていると大動脈小体という呼吸のセンサーが働かないからです。
大動脈小体は体内の二酸化炭素の量に応じて反応するセンサーですが、「脂質」を代謝した経路で(ケトン体質であること)最終的に「水と二酸化炭素」を得なければ反応しなくなります。
また自らの意志でセンサーを働かせて、「酸素を獲得しよう!」としなければ、酸素が入ってきても「使えない」カラダになります。この使えない、入ってきただけの酸素が老化の元となる酸化を起こします。
そもそも解糖系ばかりを当たり前に機能させていると、解糖系は嫌気的代謝なので酸素を常時必要としなくなってきます。
糖質をコンスタントに補給するようにしていると、細胞内代謝で複雑なシステムを使わなくても、とりあえず細胞外でエネルギー作っちゃうね、とラクをしてしまいます。
その結果、口呼吸になり、無呼吸になり、血液が酸性に傾き…とどんどん負のスパイラルにハマります。
健康を維持できるか、将来楽しい老後を迎えられるかという事は「今この瞬間正しいエネルギーを選択して、正しい呼吸ができているか?」で決まります。
《まとめ》
・酸素を得る為には、ATP回路を活用して二酸化炭素を出す。
・その為にケトン体質であること。
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