農業について。
今日は普段栄養の話しから、どうしても将来的に避けられない農業について私の見解をお話ししたいと思います。
私は元々小学生から中学生まで、現石狩市(その頃は石狩郡でした)八幡町の緑ヶ原という所で過ごしました。
同級生は高岡町や美登位、生振の農家の子が8割でした。
春になると誰かの家へ田植えをしに行く、そんな授業もありました。
秋になると、家の手伝いの為お休みする子もいました。
私自身が農家で育ったワケではないのですが、土に触れる喜びや農業の大変さや素晴らしさに触れながら子供時代を過ごしました。
何より、お米も大好き。野菜も大好き。(ネギ類以外。体質がねこ笑)です。
それでも…
現在健康に携わる仕事をしていて、人間と動物との関係や歴史からこれからを考えると、農業を縮小していく事は避けられないと思います。
なぜなら、当たり前と思われている「美味しく命を育む」「大地のものを頂く」ことと人間の機能をフル活用して健康に過ごす事が突き詰めるほど、合致しないからです。
このお米や野菜が食卓へ上がるまでに、
・虫からクマやシカ、タヌキ、ネズミ、いったいどれくらいの命が《駆除》されていますか?
・大地にとって人間のペースで触れる事はどうなのでしょう?
・それらを考えた時、《共生》は成り立ちますか?
・人間にとって糖質をエネルギーにすると呼吸が正常にできなくなる事は明らかです。それでも大切な人の口に糖質を運ぶことができますか?
・一瞬の喜びと健康でずっと一緒にいる事、どちらを選びますか?
視点の違いは
《このまま人間至上主義を突き通すか》
or
《人間も全ての一部として共生の道を見つけるか》
だと思います。
今一度、お考え頂けたら幸いです。
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