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【無料で読めます!】BGS鑑定について

プロフィール


BGS鑑定とは

BGSは「Beckett Grading Service Group Submission Service」の略称です。
1999年に始まったカードの真偽及び格付けをして頂けるアメリカのテキサスにある鑑定機関となっております。

BGSではトレーディングカードの他にフィギュアや、VHSなどの商品も鑑定が可能です。

今回はトレーディングカードについて書いていこうと思います。

BGS鑑定品の特徴

ケースの違い

BGSのケースもPSA同様ケース上部に英語表記のラベルが有り、その下にカードが封入されています。

PSAのケースとの比較

PSAケースとの外観比較では縦横のサイズはほぼ同じ大きさです。
厚みはBGSの方がPSAの1.5倍ほど厚くなっています
この厚みのおかげで、PSAのケースより重厚感があり頑丈のような気がします。

そしてPSAとの大きな違いはカードがスリーブに入った状態で硬質ケースに封入されている点と、ラベルにサブグレードと呼ばれる個別評価を追加できる点です。

  1. カードがスリーブに入って封入されている

  2. サブグレードの評価もできる

ここで使用されているスリーブは鑑定へ発送する際に入れたスリーブではなく、BGS固有のスリーブに入れ替えられた物が封入されています。

サブグレード

サブグレードとは

サブグレードとは

  1. Centering(センタリング)

  2. Corners(コーナー)

  3. Edges(エッジ)

  4. Surface(サーフェス)

の4項目をそれぞれ1.0~10.0(0.5刻み)の20段階で評価します。

それでは個別に説明していきます。

Centering(センタリング)

Centering(センタリング)とは表面、及び裏面の印刷がしっかり中心に印刷されているかどうかを表しています。

トレカは全て機械で正確に作成されていますが、同じ種類のカードでも少しづつ誤差や個体差が出てきてしまいます。

センタリングの項目では印刷物が上下左右にズレずに正確に印刷されているかを評価します。

Corners(コーナー)

Corners(コーナー)とはカードの表裏の四隅の角の綺麗さを表しています。

一般的に最近のトレーディングカードは角が丸く切られている事が多いので、この丸みが自然で綺麗な形か、白かけ等の傷が無いかを評価しています。

角が直角に切られているカードは、その角の頂点が潰れていないか等を判断されます。

Edges(エッジ)

Edges(エッジ)とはカードの上下左右4辺の美しさ、一般的には裁断面と呼ばれる所を評価します。

皆さんがよく「白かけ」というキズはこのエッジの評価に影響してくる部分です。

白かけが見当たらなくても、裁断面が雑であったり、真っ直ぐ切られていない場合も減点の対象となる場合があります。

Surface(サーフェス)

Surface(サーフェス)は表裏面の表面の綺麗さを評価します。

表面に傷があったり、印刷物のインクのノリが悪い場合、日焼けによる色あせ等が評価の対象になります。


サブグレードはこの4項目がそれぞれ評価され、その4つの合計値でカード全体の評価を決定します。(合計値40の場合は総合評価10.0、39の場合10.0、38の場合9.5)

そして、この4項目全てが10.0だった場合パーフェクト評価のブラックラベルを獲得できます✨

エーフィーV MAX SA ブラックラベル

一般的にブラックラベルの獲得は非常に難しいとされていて、カードによっては付加価値がPSA10の3〜5倍ほどに跳ね上がる場合もあります

PSA10
BGS ブラックラベル

エーフィV MAX SAの場合はPSA10の価格の約5倍の値段がつきました✨

私もこのブラックラベルを取得したくてBGS鑑定を利用しているところが大きいです😁

BGS鑑定への提出方法は私が別のnoteで紹介していますので、気になる方は是非ご覧ください↓

BGS鑑定はPSA鑑定に比べ数が少ないので、ブラックラベルの希少価値を狙いたい方は挑戦してみてはいかがでしょうか✨

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