多様性
22歳の夏に両腕に友達に入れてもらったタトゥーは
鬱症状のわたしにとって
精神を安定させた大切なものだ
母親は泣いた
添加物を与えないようにと育てたのに
自ら自分の体に害を与えたことが
許せないと
鬱が落ち着き始めた今
私も、腕を切り落としたくなる時もあれば
この腕に守られているなと思う時もある
この腕の模様でもし生きづらくなったり
早く死ぬのだとしても
それくらいどうでもいいとは思う
人生、死にたくなるほど辛いことなんて
山ほどあって
その経験を一生しながら
長生きするよりも
普通の人生を生きて
人よりも少し短い人生だった方が
よっぽどいい人生なのでは無いのか
どのくらい生きたのか
よりも
どんな人生だったか
が大切で
早く死ぬ
長く生きる事に重きを置くことは
たいして重要では無いと思う
これが私にとっての多様性だと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?