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[ネタバレ注意!]仮面ライダーオーズの映画「10th 復活のコアメダル」を見た方へ。

ネタバレ注意!

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本noteには以下作品のネタバレが含まれています。ご了承いただける方のみ先に進んでいただければと思います。

オーズ系

・仮面ライダーオーズ10th 復活のコアメダル

・仮面ライダーオーズTV本編最終話まで

・MOVIE対戦MEGAMAX

・平成ジェネレーションズFINAL

その他テレビシリーズ

・ゼロワン

・セイバー

・剣

その他映画

・超スーパーヒーロー大戦

特にMEGAMAXはもう一度見直します。Netflixでも見れますので是非。



以下ネタバレ全力全開!

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MEGAMAXとFINALと復活のコアメダル

仮面ライダーオーズテレビ本編で相棒であるアンクを失って10年、その意識が入った割れたタカメダルをもって主人公の火野映司は放浪の旅を続けていました。

劇場版Movie対戦megamaxでは、40年後の未来から復活したアンクが登場し、いつかアンクが復活する。というのがファンと公式の共通認識になっていたと思います。

それは「いつかの明日」という言葉で表され、それから6年後の平成ジェネレーションズFINALでは、財団Xが人造的に復元したアンクの体にタカメダルの意識が入って一時的に復活する、という一時的な「いつか明日」が描かれました。

「MEGAMAX」でも「FINAL」でも完全なるアンク復活は描かれませんでした。

オーズ関連作品や客演を小出しにしてビジネスを続けていく意味でも、「アンク完全復活」は最後の切り札にして、劇薬だったのではないでしょうか。

テン・ゴーカイジャーや、セイバー深罪の三重奏と、Vシネ作品の成功が続いた今こそ「復活のコアメダル」を作成するには絶好のタイミングだったはずです。

代償と犠牲と復活のコアメダル

満を持して公開された復活のコアメダル、詳細の説明は本編と他感想記事に譲りますが、火野映司の犠牲は受け入れ難い人も多かったのではないでしょうか。

アンクや少女のために自らを犠牲にするのは、どこまでも火野映司で決して解釈違いではないはずです。

映司の命を維持するために人造グリードが体に入り、声も見た目も映司だけど別人の相手とし仕方なく共闘するというのはどこまでもオーズです。

どこまでも火野映司で、どこまでもオーズ、頭では納得できるけど心では納得できない。そんな声を多く目にしました。

退場と帰還と復活のコアメダル

1年間をかけて描く仮面ライダーシリーズでマンネリにならないよう、途中で山場を持ってくるために、「主要登場人物の退場」はリアルタイムで視聴者の心を揺さぶることができる有効打です。

さらに登場人物の復活もセットにすれば、2回も山場を持ってくることが可能。

ゼロワンでは迅、セイバーでは賢人と、年末に退場し、春前後に復活という流れはここ数年のライダーシリーズではよく見る流れになってきました。

また退場に対する復活を映画に持ってくれば映画の興行収入も上がるかもしれません、超スーパーヒーロー大戦では九条貴利矢の一時的な復活が描かれました。

言ってしまえば今東映には「映司復活」というとんでもない切り札を持っているということです。

はっきり「映司復活」を描かなくてもグランドジオウがオーズを呼び出したり、不思議な力で全ライダーと一緒にオーズが来るだけでファンの感情を揺さぶることができます。

仮面ライダー剣の永遠の切り札からのジオウ剣編のニュアンスが近いかもしれません。

衝撃と感動とTime judged all

そろそろ本noteのタイトル回収を、オーズ復活のコアメダルを鑑賞し、行き場のない感情をどうすればいいか自分なりに考えてみました。

それは、「とにかく待つ」ことです。

もう10年くらい待てば落ち着くのではないでしょうか、というかそれ以外の選択肢が自分には見つけられませんでした。

読んで字のごとく、Time judged allということです。

スタッフ、キャストの皆さん、素晴らしい作品を完成させてくださりありがとうございました。

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