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ウーバーリュックとキャリーケースで長距離移動してみた感想

貧乏限界旅行をしたい方やゲテモノ旅行記を見たい方にどうぞ。

クソデカ荷物を背負って関東から関西に移動してみた感想をまとめました。
荷物が多すぎてキャリーケースだけでは足りず、ウーバーリュックなど計3点を抱えて長距離移動した雑記です。

※ウーバーイーツ配達員なら知ってる方がほとんどでしょうが、ウバックを持って入ることが禁止されている建物も時々あります。
これを持った状態であちこち店に入ることはなるべく控えましょう

※思った以上に邪魔になる上にとても疲れるので荷造りはご計画的に

しんどかったこと

・荷物が大きすぎて多目的トイレにしか入れない

トイレの個室の広さにもよるのですが、そこそこの確率で荷物に阻まれてトイレのドアが閉まりません。
側から見ればどう考えても見た目が五体満足なのに多目的トイレに入るのがとても気まずかったです。

・やってることが実質トライアスロン

上り坂は心臓破り、デコボコの悪路は玉突き事故RTA、下り坂は地獄の腕力勝負でした。
腕力がないとキャリーケースは点字ブロックに引っかかって急停止したり、傾斜に沿ってすぐ暴走しちゃうので、デカ重い荷物を1人で2つも制御するのは難しかったです。
一人旅ならある程度は自己責任で済むけど、同行者がいる場合は相手に迷惑がかかるので良くなかったなと反省してます。

・コインロッカー代がかさむ

どう考えても大型のコインロッカーですら一つじゃ足りないから一日千円以上かかるのは確定。
お金がもったいないのでコインロッカーは一切使わずに頑張って担ぎました。結構しんどかったです。
観光地の場合だと、手荷物預かり所的な店を探すという手もあるのでしょうが、現地にそういう店があったとしてもGoogle検索だけでは見つけにくく、探すのに苦労します。

・公園にいた小学生に指差して冷笑された

デカ重い荷物を持って長時間歩き続けた疲れからか不幸にもヤケクソになり、一旦休憩した公園で泥団子を乗せたキャリーケースをすべり台の上から滑走させて遊んでたら、近くにいた小学生に指差して冷笑されました。
普通に危険な行動なので良くないですね。
疲労はここまで人を狂わせるんだなって後に実感しました。

よかったこと

・現地で生活必需品を買い足さなくてもいい

移動が地獄という代償を引き換えに出費が少し抑えめで済んでます。
旅に慣れてる人ならわかると思うんですが、究極的なことを言うと財布とスマホだけで家を出ても必要なものは現地で買い足せばいいだけだから大して困ることはありません。
裏を返せば財力か現地で稼ぐ力さえあれば身軽で移動でき、節約したければ荷物を増やすのがいいということになるんだなと学習しました。

・食べ物を持ち歩ける

まあ、元々食べ物を運ぶために作られたものなのでただの小泉構文ですけどね……w
滞在場所を変える時に現在持ってる食べ物を全部運べるのは地味に楽です。
移動の直前に慌ててホテルで全部食べ切ったり、どこかの店で安い食材や食べたいものを見つけても手持ちの食料の残量で諦めたりといったストレスがなくなるのは快適です。

当時のツイート

・普通のリュックより肩の負担が少ない

やっぱりこの手のリュックは神構造だなーって思います。
がっしりと肩と背中全体を包み込んでくれて全然痛くなりません。
長時間背負っていても、肩がこったことは今のところ一度もないです。
とはいえ元々重みがある材質な上に、入れようと思えば大量に入るので、無自覚に自分の腰を追い詰めがち。
ふと休憩がてらベンチに座ると、主に腰と周りの疲れがどっと押し寄せて我ながらびっくりしてしまいますw。
30分ごとに少しリュックを下ろして腰を休めないとまずいなと思いました。

・いざとなったら現地で自転車を借りてすぐ稼げる

旅路で急に金に困る人というのはレアケースでしょうが……。
私の場合は実家から脱走した後、幸運にもフォロワーさんに助けてもらったおかげで生活に困らず生きていけたんですが、地に落ちた収入を少しでも増やしたいと強く思っていたので体調が良い時は時々配達していました。体はしんどかったけど、正直まだ見ぬ土地のいろんな景色を見れて気分が上がりましたねw
限界旅行オタクとかバックパッカーみたいな人なら観光先でウーバー配達ってのもアリかもしれません。思わぬところで観光の裾野が広がったりして楽しい旅になりそうです。
配達先のメニューが美味しそうだったから後日客としてまたお店に来るってのも配達員の間ではたまにあるみたいですから、まだ見ぬ飲食店との出会いにもなるみたいです。

・宗教勧誘やナンパに捕まりにくい(気がする)

暇人だとかカモには見えない出立ちだからかめんどくさい人からはマジで一切声をかけられません。超快適。
悪い人や面倒な人に利用価値を見出される機会がないことがどんなに楽なものかと思えましたw。
元々私は気が弱そうな人に見えるみたいで、格好のカモ認定でもされたのか、普段は渋谷や池袋に行くとよく宗教や脱毛サロンに勧誘されてたりしたものだったのですが、マジでなんも起きない。

あと、ひとりで階段を下りていると時々通りすがりの腕力に自信ニキに声をかけられて、運ぶのを手伝ってくれたことがあって本当に助かってました。日本人は心優しいんだなと身に沁みて思います。あの時のお兄さんありがとう。

まとめ

荷物は最小限、資金は最大限に越したことはないのはガチ!
これを読んだ皆さんは私のような重労働旅にならないようにお気をつけて!
それでは良い旅を〜!


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