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β-221 いわしみず

中高生の頃、古文の授業で、やたらと出てきたような地名がある。

ほかにもいろいろあると思うけれど、代表例はやはり「石清水八幡宮」かな、私の場合は。

そこでなにが行われていたのか、私は古文があんまり得意ではなかったので、気にしてはいなかった。

ただ、これだけ「石清水八幡宮」が出てくるのはいったいなにごとなんだろう?

そう、思うようになった。

そこで、高校の頃から年月は経ることとなったが、石清水八幡宮に向かわんとす。

大阪・中之島と京都・出町柳を結ぶ、関西の有名私鉄・京阪電車を用いて参詣するのがいいのかなと。

大阪では、大阪環状線で京橋まで向かって、そこからというのもあるけれど。

さて、石清水八幡宮は男山の頂上にある上院と、麓にある下院がある。

麓にあるのも重要文化財に指定されている頓宮など、由緒ある神聖なる土地ではあるのだけれど、これで満足して帰ろうとするのなら、あなたも「徒然草」の仁和寺の法師とおんなじになる。

もちろん、法師のように、"神に参るこそ本意なれ"なんて悟れればそれで大満足なんですが、そんなことで満足はしないほど不本意な私だったので、山に登って上院も参詣にまいりました。

下山こそ、自力で。

しかし、登山となると・・・ほう、ロープウェイですか。

便利なものがあるようで。

とのことで、実際にはこちらのほうが便利です。

そして、参拝。

上院の本殿は特殊な「八幡造」というもので、各所”八幡宮”と称される神社には、そのような造りを見ることも多い(じゃないのもあるのかもしれないけれど)

こちらは、しっかり国宝に指定されるほどの重厚な構えを見せている。

流石は日本三大八幡宮(他は宇佐神宮や鶴岡八幡宮)、抜かりなく。

また、織田信長が奉納されたとされる「黄金の樋」や「信長塀」なるものも奉納されているそうで、信長の野望(ゲームじゃないよ)に惹かれている方々は、ぜひそちらのほうも。

もっとも、基本事項として押さえているとは思うんだけどね。

京都からは少し離れているけれど、男山の雰囲気もそして本殿の空気も麓の高揚感もなかなかのものが、体験できるかもしれない石清水八幡宮に皆様も是非。

あした・の・β<ベータ>でした。


ここまで読んでいただいてありがとうございます(人''▽`) 間髪入れずに言ってみますか・・・ よろしければ!でもまさかね・・・