β-299 くらやみ

もし、あしたここではないどこかへ向かえと言われたら、「はい」とは言えなくても、「いいえ」とは言えないんだろうな。

抵抗してもおんなじだもん、世を変えるほどの力を持ってないわけだし。

そりゃ悔しいさ、そう言われて良い気持ちなんてなれない。

最初から受け入れていたほうが気持ちは楽だし、諦めも肝心なんだ、だからこのまま受け入れて地に堕ちていくって一度決めたんだ、決めたんだ…。

じゃ、どうして、なんで、ここに残ってるの、未だに?

そんなの、知らない。

受け入れに対するアンチテーゼが働いたんじゃない。

働いたところで陽の灯りなんぞ、見えるわけでもない暗く深いとこにいるわけだけれどさ、でもいつの日か一瞬でもその光を見ることができれば、御の字なのかもねって思う時が来たんだよ、としか言えないな。

ここ10年明るいところに向かわず、すっかり闇の住人となってしまった身ではあるんだけれど、ちょっとしたことでいかようにも変えられる時が来るというやりかは、気圧の谷の変化に応じて生じた下降気流か上昇気流に乗り換えさえすれば、状況も一変するんだとはね。

と考えると、まだ力を身につけなくてはね。

そう思った2月の終わり。

もうちょっと、やってみます。

それでは、また。

ここまで読んでいただいてありがとうございます(人''▽`) 間髪入れずに言ってみますか・・・ よろしければ!でもまさかね・・・