グレイトフル・デッドって知ってます?
グレイトフル・デッドって知ってます?
1965年から活動していて、セカンドサマーオブラブ的なムーブメントの中心的なバンドとしても知られています。
今回は、彼らの「最強のファンづくり」について話したいと思いますが、より深く知りたい人は、以下の本を読みましょう。そこに全部書いてあります。
■バンドが年間1億円稼ぐというでかいお題
この音楽業界の人々の後頭部をムズムズさせるワードに対して、今にも通用する考え方を彼らは残しています。
彼らが取り組んでいたのは、1万円を払ってくれるファンが1万人いたら、これら達成できるだろうという考えです。
パッケージやライブ、物販からタイアップを代表として、現代はより多様なマネタイズ方法が生まれていますが、どんなお金稼ぎ手段を取ろうとも、ファンに対して1万円払っても良いだろうと思われる思想を持つことが前提にあります。
■ライブが自由に録音できちゃう
グレイトフルデッドのライブは、実は自由に録音や撮影ができることで有名でした。ファン同士が行けなかった友達とテープを交換するなど、ファンが自分の体験した熱を形にして残すことができ、ファン同士のコミュニティでやりとりされる通貨ともなったわけです。
■バンドから直接チケットを買えちゃう
熱いファンの一部は、チケットサービスではなく、直接マネジメント会社の銀行口座に振り込むことができて、通常よりいい席を買うことができます。
現在はチケットガイドなどが充実していますが、コンサートでのバンドとの距離が近くなる取り組みとしては、非常に面白いですね。
■TRUE FANとファンベースのマーケティング
今日の始まりでもあり、グレイトフル・デッドが実践した考えはこの二言に集約されます。ファンをもっとファンにさせること、そしてファンを軸にしたプロモーションやビジネスをしていくこと。
ファンとの繋がりが多様化していく中でより音楽の世界にも求められていきそうですね。
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